雑誌GINGER9月号に「around30 マネー事情」という記事がありました。
29歳のWEBディレクターの独身女性の経済事情ということで、その内訳は……
収入
給料 手取り 250,000円
支出
貯金 40,000円
家賃 90,000円
食費 20,000円
通信費 15,000円
ファッション費 50,000円
美容費 他 35,000円
驚いたのが「ファッション費」と「美容費 他」の項目。(光熱費は「家賃」に含まれるのか、「美容費 他」に含まれるのか?)
手取り25万で内8万5千円をファッション&美容にかけているのかあ、とビックリ。
そして「食費」は2万円。いくらひとり暮らしとはいえ、朝昼晩ぜんぶでこれ?
記事ではお昼代は500円以内がモットー(平日20日として、お昼だけでひと月1万円!)。最近ではお弁当を作っているとか。かなりのお料理&節約上手なのか、それともかなりの少食なのか……。
食費とくらべるとファッション費&美容費にかけるお金が多すぎて、おしゃれに対してストイックすぎやしないかと思いました。
キラキラきれいでいるための投資? もう少し食にお金をかけて健康に投資したほうがいいのでは? と思うのはおばさん発想なのかしら。
いや、もしかすると外食費はすべて彼持ちなのかも!?
(ま、単に広告主に対する配慮なだけかもしれませんが……)
とまあ、いろいろと妄想がふくらむ中、自分が20代後半の独身だった頃、どのようにお金を使っていたのか考えを巡らせてみました。
3万円ぐらいのものならパパッと衝動買いしていたし、外食や飲み会はしょっちゅう。タクシーに遠距離乗ることもしばしばありました。
わたしの場合は、ファッション費や美容費と同時に、娯楽費と無駄な支出(そのときは必要だったはず。たぶん)が多かったような気がします。
決して派手な生活を送っていたわけではないですが、おごってくれる彼がいなかったのも一因か(キラキラ不足だったのかも……もう少しファッション&美容にお金をかけたほうがよかった!?)
とにかく20代のころに比べると金銭感覚もずいぶん変わりました。
今は、自分のためより、ほとんどのお金が家族のための支出。たとえば、チビの清潔な洋服代に家族の健康を守るための食費、しっかりお世話いただくための保育料、勉強のためのお月謝代など……。
自分の中でお金の価値が上がり、きちんと活きた使い方をしているように思います。それでも
もう自分のためにはなにもいらない
なーんてことには全くならない。
優先順位はかなり下がったけれど、ママになっても物欲はちゃんと。これが悲しき「around40 マネー事情」てやつかしら。
ああ、秋にむけて素敵なコートがほしいなあ。まだあっついけど。