どんどん寒くなってきたこの頃、冬ももうすぐそこです。
この時期になると、保育園にチビを迎えに行く時間にはもう真っ暗。去年も一昨年も気分が重くなったものですが、今年はわりあい平気です。
その理由はきっとチビが3歳になり、しっかりしてきたことが大きいと思います。
0歳11ヶ月で入園したチビ。
園生活1年目、初めての冬はまだ授乳もかなりしていました。
お迎えに行った車の中で、チャイルドシートに乗るのを拒否してチビはグズグズ。仕方なく、駐車場に車を停めたまま、こっそりおっぱいをあげていたのをよく覚えています。
2年目のころは、イヤイヤ期。
泣き叫んであばれるチビを抱えて登園。着替えることも嫌がり、肌着やパジャマのまま、ときにははだかのまま保育園へ連れて行ったことも。
あのときは保育士さんにもほんとうに迷惑をかけました……。
仕事との板挟みにこっちが泣きたくなる(ほんとに涙がこぼれたことも……)、心がやせ細るような時期もありました。
以前はチビが心配で、とにかく早くお迎えに行きたく、帰り道は常に駆け足。電車に一本乗り遅れただけでも、申し訳ない気持ちでいっぱいで、焦りまくっていました。
だけど今では多少お迎えが遅れても、園に連絡さえ入れたら、以前のように心配でドキドキすることも少なくなりました。
チビも「遅かった!」と怒ることもありますが、夕方に出してもらえるおやつを目当てに「明日はお迎え、もっと遅く来て」なんて言うことも。
朝の登園もときどきは泣いてしまうことがあるけれど、笑顔でバイバイできる日がほとんどです。おまけに
「ママ、おしごと、がんばってね。いってらっしゃーい‼︎」
なーんてうれしいひと言まで。ほんとに大きくなくなったものです。
毎日必死なのには変わりありませんが、チビを頼もしく思う気持ちがでてきたように思います。
赤ちゃんから幼児へ。最近では幼児から少年の雰囲気をかすかに感じることもあるチビ。
こないだまでほんとうに小さな赤ちゃんだったのに、子どもってすごい。
まだ小さな子どもを預けて働いているお母さん方、息切れしそうな毎日でも、子どもの成長にあわせて、きっと状況は変わることと思います。
「のど元過ぎれば、熱さ忘れる」ってやつですよー。ちょっと違うかな?