いつもどおりに保育園に登園した、ある朝のこと。
1歳児クラスの子どもが、ママとお別れするのにエンエン泣いていました。
それを見たチビ(5歳)は
「ボクももも組(1歳児クラス)のとき、あんな風に泣いてた?」
と聞いてきました。
どうだったっけな……と思い返すうちに、チビは毎朝号泣していたときのことを思い出しました。
わたしが去ったらケロリとしているという先生の話でしたが、
毎朝、涙涙のお別れをしていたのでした。
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そんな話をチビにすると
「ボク、もう泣かなくて大丈夫やで」
とひとこと。
ほんと、大きくなったよなあ。
いつからチビはバイバイするとき、泣かなくなったんだったけ?
そのときは毎朝心が痛んだはずなのに……
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子育ての記憶はどんどん上書きされて、忘れてしまうことも多いもの。
ちゃーんとどこかに記しておかないと。
読み返すのは、晩年の楽しみになるかも?