このごろ毎日会社でのお昼は、持参するお弁当です。
コロナのため外食をひかえているわけでもなく、もっとその前からのこと。
会社はわりと街なかにあるので、人気のラーメン屋さんがあったり(いつも行列!)、タイ料理やおしゃれなカフェなどもあります。
今の会社に勤めて12年。
まわりのお店はときどき入れ替わるとはいえ、行くお店はだいたい同じ。もう飽きました。そしてなにより
特に食べたいものがない
毎回「なに食べようかな?うーん、〇〇でいっか」といった心境。これといって食べたいものがないのに外食するのがもったいなく感じるようになりました。
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お弁当といっても、わたしだけひとり分なのでまったく手をかけていません。
メニューは以下。
大きめに握ったおにぎり
ウインナー または冷食のからあげ
ゆでたまご
ゆでブロッコリー
プチトマト
朝食と同じアイテムや夕食の残りなどをぽいぽいほりこむだけのシロモノです。かなりささやかですが、空腹を満たすのにはこと足りるということに気づきました。
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こないだ本屋さんで目を引いたのは、料理レシピ本大賞2020、料理部門で準大賞をとったという
「藤井弁当ーお弁当はワンパターンでいい!」
著者は料理研究家の藤井めぐみさん。
卵焼き器ひとつで、お弁当のおかず3品をつくるというのが基本です。
まずは卵焼き器に水を入れて野菜をゆで、
次に卵焼きづくり、
最後にお肉などを焼いたり、いためたり……
あっという間に完成して、洗い物は最小限。
なんともシンプルなお弁当だけど、わたしの今のお弁当を考えると、たしかに十分すぎると納得です。
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お弁当づくりというと、ついプレッシャーに。以前はお弁当持参の同僚をみると
「朝にお弁当を作るなんてすごすぎ!とてもマネできない……」
と尊敬のまなざしを向けるばかりでしたが、もっと気楽に考えたらよかったんだよなあ。
とはいえ、
チビ(7歳)や夫のお弁当となると、キャラ弁のリクエストがあったり、ある程度ボリュームが必要だったりで、やっぱり気楽にとはいかず……。
誰かのために作るのと、自分のために作るのでは、同じ「お弁当」でも全然気持ちが違うんだよな。
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