できすぎ断乳物語。かげなる功労者はやっぱり偉大なアレ

直おっぱいをマスターしてから完母になったチビ。離乳食が始まってからも、わりと頻回授乳していました。
仕事に復帰してからも、日中離れている分しっかりスキンシップをと思い、起床時、帰宅すぐ、寝るまえ、夜中2回ほど、離れているとき以外はそれまでと授乳ペースはそのままに1年。

慢性寝不足で、週末に近づくにつれ頭痛が……。
そして断乳を決意。

ひと月ほど前から「2歳になったらおっぱいとバイバイしようね」と呪文のように話しました。そのうちチビはおっぱいに向かって「バイバイ」という仕草をすることも!

そして運命の日。朝にいつもどおり、いやいつも以上にたらふく授乳。
「これでバイバイね」と言い、その日は1日お出かけ。いっぱい遊ばせて、つかれて寝落ち作戦です。第一難関のお昼寝はバギーでお散歩中にすんなりクリア。

順調なチビとはうらはらに、夕方になるとわたしのおっぱいがカチカチに。朝たくさんあげたせいか歩くのもつらい状態へ。じわじわお乳がにじんでくるのをタオルで押さえつけながら、ほうほうの態で帰宅。

まるでガチンガチンのメロン(通常はうすっぺらいので奇跡)みたいで、自分のからだに異物がくっついているような感覚。これはおかしい!

時期はあいにく病院の閉まっているGW。先輩ママへかたっぱしからSOSしたところ「ぜんぶしぼるんや~」のアドバイスが。

あ、搾乳器!

産後や入園時にあんなにお世話になったにもかかわらず、まったく思いつかなかった自分が不思議。
1年近くしまい込んでいた搾乳器がここにきて再登場。搾乳するとガチンガチンが次第にやわらぎ、ことなきをえたのでした。搾乳器の偉大さが身にしみた瞬間です。

チビはいうと夜の寝かしつけでは「もうバイバイしたもんね」とさとすと「ぱい~」とむにゃむにゃ言いながらあっさりねんね。
ひと晩中眠れない覚悟でいた夫とわたしは拍子抜け。最大の難関、夜の寝かしつけもびっくりするぐらいスムーズにクリアしました。
翌日からも特に大泣きすることなく断乳成功!
わたしは2年ぶりの安眠を手に入れたのでした。

その後アフターケアのために、指導が厳しいと名高い某有名おっぱいマッサージへ。先生からは「こらあかんわ。よく乳腺炎ならんかったねえ」と感心(?)されました。
断乳時は「なるべくしぼらないように」と聞きますが、無理は絶対禁物です!

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