うちのチビ(6歳)はひとりっ子。そこでこないだ図書館で目についた本がありました。
「ひとりっ子だから」なんて言わせないーひとりっ子神話の嘘と育て方の秘訣
著:パトリシア ナックマン、アンドレア トンプソン 訳:池内 恵
その内容は……「寂しい」「わがまま」「協調性ゼロ」「競争心がない」などと言われることの多いひとりっ子。それが本当になってしまわないような育て方や、気をつけたいことを紹介してくれています。
私自身はチビが「ひとりっ子だから」性格がどうで……などと思ったことはないけれど、
家に遊び相手がいないことや、家族の記憶を共有できる相手がいないことはやっぱり寂しいこと。兄弟姉妹がいたらよかったのにな、とつい思ってしまっていました。
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子どもがひとりっ子になった理由も人それぞれです。
気づけば、ひとりっ子になってしまった
元々、子どもは一人に決めていた
もう一人欲しかったけど授からかなった
シングルペアレントになった……などなど
うちは「もう一人欲しかったけど授からなかった」タイプです。
そういうケースでは、親が「もうひとり欲しかった」という気持ちをあまりに引きずっていると、子どもが「子どもが自分だけでは足りないんだ」と思ってしまうこともあるとか。
この内容にドキッとしました。
わたしがずっといじいじと「もう一人ほしかったな」と思っていること自体が、チビにネガティブな感情を抱かせる原因になってしまうというのです。
頭と気持ちを切り替えて、チビがひとりっ子であるからこそできることや楽しいことに目を向けていくことが大切で、そうしていきたく思いました。
(例えば、一緒に旅行に行きやすいとか、たっぷりと時間と手間、それにお金もかけられる、とか……)
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あと、この本では、ひとりっ子の場合、他の子どもとふれあう時間を意識的にもうけることをおすすめされていました。
兄弟姉妹のいないチビ。小さなころから保育園に通わせたことは、結果オーライではあるけれど、正解だったと思えて、ちょっとうれしかったです。