すばしっこそうに見えて、実は足が遅いチビ(6歳)。
今年の運動会のリレーでもちょこちょこ走りによって、ぬかされそうになっていました。
走ることは運動の基本。サッカーでも足が遅いとボールに追いつけないし、すぐに追いつかれてしまうし、速く走れることはサッカーの上達にもつながりそうです。
チビのちょこちょこ走りをどうにか改善してあげたいけど、どうやって教えたらいいのかわからない……!
そこで見つけたのが、単発のかけっこ教室。1時間¥2500で最大10名までの集団でというものです。早速参加してみることにしました。
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真っ青な空が広がる8月某日。広めの公園に集合。
コーチはいかにも陸上選手っぽく、いい感じに日焼けした爽やかな好青年でした。
その日の子どもの参加人数は4名(すべて男の子で、うち2名は兄弟)。チビより1学年上の男の子のお母さんと話してみると、なんでもその子は2度目の参加らしい。そのお母さんいわく
「この先生、教えるのがすっごく上手なんですよ〜。走り方のフォームが変わりました」
これは期待大!?
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まずはそれぞれ自己紹介をすませて、ウォーミングアップ。
だけど当日はうだるような猛暑。子どもたちはあまりの暑さにやる気があまりでない様子でした。
いつもは張り切るタイプのチビだけど、猛暑にくわえ、朝飲んだ抗アレルギー薬(眠くなるタイプ)のせいで余計にぼうっとしているような……?
ともあれ始まったかけっこ教室。
先生の教えは大きく以下の4つでした。
1.目線は前へ
2.背筋を伸ばしたまま、前傾姿勢に
3.腕は、腰に大根があると思って、それを切るイメージで。腕を上げる高さは目の位置を目安に
4.足のつま先で地面を蹴るような感じで
20メートルを何本か走りながら、ひとつずつ丁寧に教えてくださりました。
上記のポイントを意識して「今後も練習していくように」と締めくくられて、かけっこ教室は終了。
たった1回1時間のレッスンですぐ足が速くなるはずもなく……これからも要自主練! あとは自分次第といった感じでした。
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今回のかけっこ教室だけでなく、公文教室にしても、サッカー教室にしても、通ったらすぐできるようになるわけではもちろんなく……。
「通っているから安心」とつい思ってしまうけど、まかせきりにできることはなく、なんでも普段から練習や努力も必要なんだよなあ。
きっと小学校もそうなんだろうな。