あけましておめでとうございます。
チビ(9歳)が生まれてから、大晦日も普段通り、いつもの時間に寝るのが最近の過ごし方でした。だけど今回は
「0時まで起きて年を越してみたい」
とチビからリクエスト。0時に近所の初詣に行ってみる計画にしました。
紅白歌合戦を見ながら、年越しそば(チビは年越しうどん)を食べ、0時を待つことに。
自宅にいながらこんなに夜更かしするのはチビは生まれて初めてのこと。22時を過ぎると少しずつ眠たそうにしていましたが、なんとか持ちこたえ……23時を過ぎるころには、いそいそと防寒対策にスキーウェアを着込み、ごろごろしていました。
そして紅白歌合戦が終わり「ゆく年、くる年」の除夜の鐘を聴いたところで、近所の神社へ初詣へ出発!
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「家でこんな時間まで起きてるの初めてやっ!」
「あんまり寒くなかったなー。暑いくらいっ!」
チビは夜中のお出かけに興奮気味で、眠気はどこかにいったもよう。神社は煌煌と提灯がともされ、屋台も少し。若者が多く、まあまあの人出でした。
ちょうど境内の前に到着したころに、どこからともなくカウントダウンが始まり、0時ジャストになると大太鼓が鳴り響きました。そして新年のお祝いのお囃子が始まり、なんだかお祭りモードに。
結婚してからチビが生まれるまで、夫とふたりで初詣に来ていたいつもの神社。当時は特にイベントらしきものもなく、厳かにお参りだけしてさっと帰るのが常だったので、数年のうちにさま変わりしていることに驚きました。
初めてのカウントダウンにチビはわくわく楽しそうで目がキラキラ。だけど、人ごみが嫌いな夫はさっと抜け出し、あっという間に初詣は終了。
チビは「せっかくの初詣なのに」と物足りなさそうな様子だったので、帰り道にある小さなお寺によりました。
夫もわたしも近所にお寺があることは知っていましたが、訪れるのは初めてのこと。そこでは参拝客に除夜の鐘をつかせてくれていたので参加することにしました。
チビの番になるとご住職が
「33番目ですよ」
と声をかけてくださいました。私の番には特に案内はなかったので、子どもだからと気遣ってくださったのかもしれません。私も除夜の鐘をつくのは生まれて初めて。チビと一緒に新しい経験をできました。
チビは控えめに鐘をついていたので、後から理由をたずねてみたら、夜中なので「ご近所迷惑にならないように」慮ったそう。なるほど、3年生にもなると気がまわるものです。
家に帰ったらそのままベッドへ。かすかに聞こえてくる除夜の鐘を聴きながら、チビはあっという間に眠りに落ちたのでした。
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今回は私にとっても久しぶりに大晦日らしい過ごし方となりました。
一緒に年越しをできるなんて、チビも大きくなったものです。もっと大きくなると、チビは大晦日の夜は友だちたちと過ごすことが多くなるんだろうな。
こうやって家族で夜中に初詣できるのも今のうち。こうして大晦日の過ごし方も、チビの成長とともに変わっていくんだなあ。
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