夏になると増えるのが、虫。
わたしは虫が苦手なほう。できるだけかかわりたくないですが、山の近いところに住んでいるせいか、家のなかにも虫がよく出ます。
3歳になったチビは、虫に興味津々。そこで悩むのが、虫に対する意識というかなんというか。親のすることをよく見ているので見本になりたいものですが……
わたしの場合、蚊は手でパチンとやっつけます。
大きめの蚊もどきは、直接さわりたくないのでティッシュでつまみます。
クモはできるだけ殺したくないので、外においやります。
アリは家の中にいたら退治しますが、外にいるぶんには無視(あたりまえ)。
ちょうちょやバッタなどは、見るぶんにはいいけれど、絶対さわりたくない。
ゴキブリにいたっては……恐怖!
この虫に対するわたしなりの格付け(?)はチビには難解。
特にアリについては、同じ生き物なのにどうして場所によって対応が違うのかまったく理解できないもよう。
とにかく家の中で虫に遭遇するとわたしが大騒ぎするせいか、チビは虫に出会うとだいたいの場合、戦闘モードに。そしてやっつけたら「ボク、すごい?」。
わたしが意に介さない、外を歩くアリも、小さなクモも、見つけたらすぐ踏んでしまいます。
「無駄な殺生はあかん」とチビに言いながらも、なんか説得力に欠けるなあ、と自分でも思います。うまい説明はないものか……。
わたしも小さい頃、ダンゴムシと遊んだり、バッタやトンボを捕まえた記憶があります。いつからダメになってしまったのかは不明。
そういえば、犬も猫も好きだったのに、今はさわるとなると少し気が引けてしまいます。
大人になると、ふだん親しまないものを受け入れられなくなってしまうのかしら?
チビには虫を怖がるひ弱な男の子になってほしくないと思いつつ、チビが虫を捕まえて持って帰ってくる日がこないかとっても不安です。
ええい! とりあえず虫問題は夫にまる投げだ!