マタニティマーク。つける? つけない?

仕事をしながら妊娠時期を過ごすとき、不安なことのひとつが通勤電車。
わたしは妊娠9ヶ月まで、片道1時間かけて毎日通勤していました。そのとき迷ったのが

マタニティマークをつけるかどうか

扉付近は混みやすいので通路に立ちます。すると、前の席の人に「席を譲ってください」とアピールしているようで、気まずい感じ……と思ってつけないまま過ごしました。
さいわいつわりもほとんどなかったし、体調はすこぶる良好。しかも時間帯的に全行程立ちっぱなしではなかったので、やっていけたように思います。

おなかが大きくなってからは、ちょうどコートを着る季節だったので、大きなおなかでもあまり目立たず(近所のひとに、チビを産んでから「妊娠してたの!?」と驚かれたぐらい!)、わたしが妊娠中、通勤電車で席を譲ってもらったのは1回だけ。

そのとき、声を掛けてくださったのは同年代の女性。
今まで席を譲ってもらう経験のなかったわたしは逆に驚いてしまいました。
ちょっぴり気恥ずかしいのと同時に、「ああ、今、わたしは人からの気遣いを必要とする身なんだなあ」と強く自覚しました。

わたしが見かけるかぎりでは、マタニティマークをつけている人やおなかの大きな人に席を譲っているのは、若者か、ママ世代の女性に多いような気がします。
人によりますが、若者は意識が高く、女性は仲間意識(?)があるのかな、と。とにかく、おじさんはあまり気がつくことがないような……(そもそもあまりまわりを見ていない?)

わたし自身も妊娠、出産後に特にマタニティマークに敏感になりました(スリムな体型でも、マスク、ごつめの靴下、ぺたんこ靴着用なら妊婦さん率高し)。
やっぱり実際に自分で経験してみないとなかなか大変さはわからないもの。
妊婦さんなのかどうか判断つきかねる場合もあるので、個人的には妊婦さんにはマタニティマークをつけてほしいなと思います。

だけど、なんでもなかにはマタニティーマークに反感を持つ人もいるとか。
少し違いますが……思い返せば妊娠中、帰宅途中の電車で1度だけ、酔っ払いのサラリーマンにからまれたことがあります。そのとき妊婦であることがわかったら余計にイチャモンつけられそうで、チビを守れるのは自分だけと必死に思いました。
妊婦だとわかることで余計なトラブルが起こることもあるのかも?

赤ちゃんを守るために、妊娠を隠さなければいけない世の中なんて本当に悲しいです。

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