小さな子どもが長時間過ごす場所、保育園。チビが赤ちゃんのころ、通えそうな保育園についてくまなく調べ見学に行きました。
見学に行くと、園長先生や担当の保育士さんが園の保育方針の説明と、施設の案内をしてくださいます。そのとき、同時にチェックしておきたい点のまとめと覚え書き!
◻︎部屋が整頓されているか
これはわたしが元保育士さんに見ておくべき点を尋ねたときに一番に挙げられた項目です。
部屋が煩雑としていると事故のもと。
施設の古い、新しい、よりも、きちんと整頓されているかどうかに注目を。
◻︎離乳食、アレルギー食対応か、おやつは手作りか
わたしが見学した園はすべて離乳食、アレルギー食ともに対応していましたが、
おやつに関してはまちまち。チビが通う園では手作りのおやつは週2回、午後のおやつのみ。その他は市販のおやつです。
うちでも市販のおやつをあげているので、あまり気にしませんでしたが……。
◻︎子どもにお薬をあげてくれるか
だいたいの園が投薬NG。「病院では保育園に通っていることを伝えて、お薬の処方をできるだけ朝晩2回にしてもらってください」と、どの園からも言われました。薬の管理が難しいというのが主な理由。万が一、間違ってはとんでもないし……(確かに)。
チビは肌が弱いので、食事前の口のまわりにワセリンを塗るのを徹底するように、との皮膚科の先生からの指示がありました。「ワセリンはお薬ではないので」と園に頼み込みましたが、やっぱりダメ。だけど事情は理解してくださり、ガーゼでの水ぶきはしっかりしてくださっています。
見学した中にひとつだけ、医師の指示があれば塗り薬はOKという園もありました。お薬を手放せないお子さんは事前にしっかり確認が必要です。
◻︎園の行事が開催されるのは休日か、平日か
運動会などの行事は、子どもの晴れ舞台。それなのに、仕事を休めない!なんてことがないようにしたいものです。
中には、週末にお仕事のある家庭を配慮して、週末開催と、平日開催を一年ごとに変えている園もありました。
同時に保護者会などの有無の確認を。
夏祭りや運動会の段取り、プールの掃除など保護者の協力をあおいでいる園も多いです。
時間のやりくりは大変だと思いますが、親もしっかり保育に参加できるのはいいことだと思います。
◻︎お昼寝布団はレンタルか、持ち込みか
チビの通う園は、衛生面を配慮して、全員レンタル。費用は月¥1500。
毎月の出費は痛いですが、大荷物を抱えて登園したり、持ち帰ったり干す手間がないので助かっています。
園によっては、持ち込みのみ、またレンタルか持ち込みかを選べるところもあります。
◻︎保育料以外にかかる費用
チビの通う園では毎月、保育料のほかに、絵本代¥360、家庭協力費¥300、駐車場¥500、布団代¥1,500がかかっています。また延長料金は、19時以降は別途¥500だったかな? 毎日延長する場合は先に申し込んでおくと、一日あたりの金額は割安になったように思います。
その他、制服、体操服、通園バッグ。ねんど、カスタネットなどの教具。特に私立は保育料以外に、なにかと費用がかかるような傾向かも?
これらはコンスタントにかかる費用ではないけれど、あらかじめ聞いておくと心積もりできていいと思います。
□園庭は充分な広さか
園庭があまり広くない場合、園外へのお散歩が多くなることも。どのあたりをお散歩するのか聞いておくと安心かもしれません。
子どもはとにかく外遊びが大好き。なかには遊具や植える木などを工夫されていたり……。こういった点も見ておくと、園の雰囲気や方針をつかみやすいと思います。
◻︎先生たち
若い先生は体力があるので、たくさん抱っこしたり、子どもと一緒に遊んでくれる。
年配の先生は経験と知恵があるので頼りになる。
そのため、いろいろな年齢の先生がバランスよくいるのが理想的とか。
チビの通う園は若い先生が多く、結婚、出産など、わりあい入れ替わりが多いような気がします。入れ替わりが少ないほうが、環境の変化に敏感な子どものストレスが少ないように思いますが、女性の多い職場なので仕方ありません。うちでは、いろいろな人とふれあえると前向きにとらえるようにしています。
◻︎園児たちはイキイキしているか
これはチェックすべき点として最もよく挙げられている項目です。
わたしの感想としては……
子どもたちはどこでだって、いつだってパワフル!
実際に見学に行くと「うちの赤ちゃんも来年にはあんな風になっているなんて想像つかない〜!」と子どもたちの元気さとしっかり加減に圧倒されるばかりでした。
ざっとこんなところです(書き出してみるとけっこうあるなあ……)。
これから保育園見学に行かれる方に少しでも参考になればうれしいです。ママも子どもも安心できる園と出会えますように!
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