こないだチビがヤモリを発見。
わたしは「かわいいねえ。おうちを守ってくれるんだよー」と悠長に話していたとなりで、チビは「捕まえたい〜!」と目がメラメラ。
わたしが「おうちに帰してあげて」と言っても聞く耳をもたず、「これで捕まえる!」と勇ましく木の枝を拾って、どんどんヤモリを追いかけていきます。
え、まじか! 捕まえられては、どうしたものやら、わたしは困ってしまいます。
焦って「パパかじいじがいるときにしようね〜」と、半ば無理やり、強引に諦めさせました。するとチビは大泣き!
家の中に入り、落ち着いたと思ったら、ついに出ました、このひとこと。
「ママなんかキライ!」
わたしが「ママはヤモリ苦手だから、捕まえないで。ごめんね」と言ってもチビは泣いて怒ったまま。
ヤモリの恨みで「ママはこっちこないでね!」と泣きながら隣の部屋にこもってしまいました。
基本ママにべったりのチビ。こう言われるのは、チビが生まれてから初めてのことです。
最近は「好きくない」と言うことがあり(詳しくは→「3歳児。保育園の好きな先生と、好きくない先生」)
あー、わたしもついに言われちゃったなあ、と思いつつ、知らんぷりを決め込んでいました。
チビはそのうちひとりでいるのがこわくなったらしく、部屋を出て、わたしのひざにしがみついてきました。この間、ほんの3分くらい。
こうして初めての「ママなんてキライ」は収束したのでした。
本当に日常のちょっとしたことですが、これもチビの成長のひとつ。わたしにとって印象的なできごとでした。
この先「ママなんかキライ」と何回も何回も言われるんだろうな。
今は3分程度だけど、すねる時間もどんどん長くなっていくだろうし、わたしが怒ってもきかなくなるんだろうな。
そう先が思いやられながらも、ママ命だったチビがまたひとつ大きくなったんだなあ、としみじみ。うれしいような、寂しいような、複雑な気分です。子どもって、子育てって、おもしろいです。
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