ベビーが生まれてから、いや生まれる前から、自分の子どもってどんなんだろう?と考えます。
チビがまだおなかにいるころ、自分の中にある赤ちゃんの存在が不思議でたまらず、どんな子が生まれてくるのかなんてまったく想像がつきませんでした。
産まれたら、まず顔や体型などわかります。
最初はほやほやしていて、抱っこするのもおそるおそる。
そうしているうちに寝てばかりから、少しずつ目に力と知性が宿り、くるくるといろんな表情を見せてくれるように。
「あ、これが好きなのね」とか「こうされたらいやなんか〜」とこちらもベビーの嗜好や動向を日々学習。毎日一緒に過ごすうちに、どんどんわが子のことを知っていきます。
ものを食べるようになると、どんな味、どんな食感を好むのか。
お話がわかるようになると、どんなことをおもしろがるのか、こわがるのか。
だけど、子どもだからそうなのか、いやいやチビだからそうなのかはわかりません。
(2人め、3人めになると子育ての知恵も知識も増えて、だいたいわかるようになるのかな?)
それは3歳になった今も同じです。
まだチビがごはん中にウロウロしちゃうのはふつうなのか、変なのか(どちらにしてもお行儀悪い!)。
数字を20まで数えることはふつうなのか、まだまだなのか。
他のママから驚かれることもあるし、わたしが驚くこともあります(歯磨きが好き、オクラを食べる、くだものが嫌い……などなど)。
別にチビが変だって、まだまだだって、かわいく大切に思う気持ちには変わりません。だけどチビがこの先困るようなことがないように、親としてちゃーんと導いてあげなければなりません。
そのためにはスタンダードも知っておかないと、と思っていたのですが……
最近感じるのは、子どもに「スタンダード」なんてないってこと。
もちろん数値の平均はありますが。時代とともにどんどん変化することも多いらしく……。
保育園の個人懇談で先生に「うちのチビはどんな子ですか?」と尋ねたら「やさしいこですよ〜」とふんわりしたお答え。
チビのクラスのお友だちを見ても、ひとりひとりあまりに違いすぎて、なにがなんやら。まさに
みんな違って、みんないい。
ほんとにそう。金子みすゞさんって偉大だな。
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