電車でふと目に付いたゼクシィの車内広告。そのキャッチコピーが印象的でした。
「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」
結婚しなくても、結婚しても。どちらにしろ、とにかく「幸せになれる」という言い切きられると、つい「本当に?」と思ってしまうのはひねくれているのかしら。
確かに、昔は、特に女性は独身を貫くことは今よりきついことだったと思われます。今は確かに生きやすく、幸せなのかもしれません。
わたしが働く会社は女性が大半。30歳以上では、既婚 子どもなし 2割、既婚 子どもあり 3割、そして約半分が独身です。
プライベートについては、ときどきしか話さないけど、独身の同僚は趣味に没頭していたり、いろいろなところへ出かけたり。それぞれに充実している様子。
子ども中心のわが家とはかなり違う暮らしです。興味の対象も違うので、話しているとおもしろいながら、共通の話題が少ないことに気づきます。
もう10年以上もほぼ毎日顔を合わせて、同じ仕事をしているのに、みんなそれぞれ全く違う暮らしをしているなんて。あたりまえではあるけれど、改めて考えると不思議な感じも少しします。
みんなに同じなのは、流れていく時間だけなんだよなあ。