足掛け1年半。ようやく家が建ちました。
仮住まいのマンションから、新居への引っ越し準備に慌ただしい休日のこと。
チビ(6歳)は「ボクは(段ボール箱に中身や行き先の部屋を)書く係なっ!」と張り切っていました。
だけど実際準備が始めると、チビの相手することがままならず、なかなか書く係さんの本領を発揮してもらうことはできませんでした。
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夕方、わたしがごはんを作っているとき、手伝いたりなかったのかチビは「ボクもなにか手伝う」。
なにも思いつかなかったので、部屋の中に取りこんでおいた洗濯物を指差し、
「洗濯物、たたんでおいて」
ハンガーにつったままのけっこうな量の洗濯物。
本当のところは、チビの手には負えないように思えるものの「なにか」が思いつかず、頼んでみることにしました。
そしてしばらくして様子をのぞくと、
夫のTシャツを広げて「大きい〜!」
わたしのキャミソールを見て「うまくたためない…」
悪戦苦闘する様子もありましたが、ぜーんぶきれいにたたまれていました。
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あまり期待していなかっただけに、完成度の高さにビックリ。チビが本当にわが家の家事の戦力になってきました。
わたしはチビにたたみ方などを教えたことがないので、これも保育園の先生のおかげです。
保育園の先生、じいじ&ばあば、近所のひと……たくさんの人に一緒にチビを育ててもらったおかげで、チビはすくすく大きくなりました。
しかもいつのまにか洗濯物も上手にたためるまでに。
来年からは小学校。
まだまだ目は離せないけど、ひとくぎりを感じて、しみじみしてしまいます。