チビ(9歳)のプールの授業がいよいよ始まりました。
1回目はあいにくの雨。チビはてるてる坊主をつくって楽しみにしていたものの、中止になってしまいました。
2回目の授業の前日。
翌日の天気予報は待望の晴れ。プールの用意は学校においたままだけど、ゴーグルを持っていかないと!と張り切っていました。
いよいよ念願のプールの授業の日。チビはちゃんとゴーグルを持って、意気揚々と登校していきました。
プールの授業は3、4時間目。2コマとっての予定です。仕事中、チビはさぞかしプールを満喫しているだろうなあ、と楽しそうな様子が目に浮かびました。
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そして夕方、帰ってきたチビに、初めてのプールの感想を聞いたところ
「はいられへんかってん」
え!!!あんなにいいお天気だったのに?理由を聞くと
「プール表にはんこ押すの忘れたから」
えええっ!!!
プールの授業はあったけど、はんこを忘れたチビは入ることができなかったそう。
このまえ、学校から配られたプール表。プールに入るためには、サインやチェックではなく、必ず捺印が必要であると説明プリントにありました。
その日の朝、ゴーグルのことで頭がいっぱいで、プール表のことはすっかり忘れていたのでした。
中止になった1回目のときはちゃんと覚えていたのに……完全にわたしの落ち度。あんなに楽しみにしていたチビに申し訳なく、謝るばかりでした。
だけどチビはわたしをなじったり怒ることもありません。どうして怒らないのかたずねると
「ぼくも忘れてたから」
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タイムマシンがあったら、朝の自分に言ってやりたい。
チビにとって初めての学校のプールだったのに……どうして気づかなかったのか。忘れたことが悔やまれてなりません。
チビのがっかりした様子に、わたしもすっかり落ち込みました。
いつだってチビは、わたしの失敗を責めることはありません。
そういえば、チビの大切なグラスを割ってしまったときも同じでした(詳しくはこちら「許す気持ちの根本にあるもの」)。
ママはチビの一番の味方で応援団長と思っているけど、チビこそわたしの一番の味方で応援団長なのかもしれないな。
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