うちのチビのお気に入りのアニメは「アンパンマン」に加えもうひとつ、「おさるのジョージ」。自分と同じくらい小さくて、いたずらなおさるにシンパシーを覚えるのか、1歳ころから3歳の今も変わらず大好きです。
「おさるのジョージ」は姪っ子たちは興味を示したことはありませんでしたが、男の子には人気のよう。男の子ママからは「必要なことはぜんぶ、おさるのジョージが教えてくれた」とか、息子くんがジョージのまねして四つん這いで歩いている(!)とか、チラホラ聞きます。
あるお話でジョージがお友だちたちとペルセウス流星群を眺めていました。案の定「ボクもペリセウス、見たい〜!」と言い始めたチビ。
今年は結局海にも行ってないし、「よし、行こう!」とふたりで盛り上がったチビとわたし。
近場でペルセウス流星群を見られるところをネットで探したところ、最近話題のおしゃれなキャンプ場がヒット。だけど、なんとも素敵な常設テントやバンガローは予約で一杯。テントサイトにひとつだけ空きがあったので、とりあえず予約してみました。
男の子ママの宿命、キャンプ。
そろそろ旅館やホテルよりも、アウトドアなほうがチビもきっと楽しいはず。それにジッとしていられない子ども連れなら、親だって逆に気楽かも……と俄然その気になってきたわたし。
昼間はキラキラ輝く水辺で遊んだら、ダッチオーブンで野外クッキング(←飯ごう炊さん)。夜は満天の星空のもとキャンプファイアー、朝は小鳥のさえずりを聴きながらコーヒーを一杯……。
満員電車にゆられ、パソコン向かい、ネットが必需品の文明生活にどっぷりの毎日。人間だって動物だもの、本能のままに(?)たまには自然にかえらないと!なーんてすっかり気分はキャンプ一色に。
そうして意気揚々と夫に持ちかけたところ……
「風呂はどうするん?」
さらに「どうやって寝るん?」、「テントたてられるん?」と否定的(というか現実的?)。
えー、そんなの行ったらどうにかなるんじゃあないの?
それに、そもそもキャンプって普通、父と息子が盛り上がるもんなんじゃあないの〜!?
一見体育会系に見えて、隠れインドア派な夫。
とはいえ文化系なわたしも夫の協力とやる気なくしてキャンプを決行する自信はなく……。
さらにいろいろと調べてみると、夏場のテントの中は暑くてとても寝られたもんじゃないとか。
汗に肌がかぶれやすいチビは、ひと晩中、暑いし、かゆいしで眠れない、なんて悲惨なことになる可能性も……!やっぱりダメか、とテントでのキャンプはあえなく断念。
だけど……
ペリセウス流星群とはいかなくても、チビに満天の星空を見せてあげたい!
そこで改めて、夏休みが終わり空いてくる秋ごろに近場のキャンプ場のバンガローを予約。
わたしの理想は「夏休みにおしゃれなグランピング」でしたが、お風呂、冷房付きなら、いつでもどこでも大歓迎と夫は満足そう。わたしも一番の目的である「チビに満天の星空」は実現できそうなので、ま、いっか。
暑さがやわらぎ、わたしのキャンプ熱がさめたころ、キャンプが目前に……。
チビは絵本でジョージがしていたように、マシュマロを焼くんだと張り切っています。
いよいよ、わが家初めての家族キャンプへ出発!続きはこちら→「大人も楽しい!初めての家族キャンプ 」