引っ越しに向けて着々と準備を進めています。
毎日使うものは直前に詰めるとして、まずはふだんあまり使っていない荷物の整頓。
何年もしまったままのもの、迷うものについては、基本捨てるようにしています。
なんだか捨てる、捨てない、の選択をいちいち迫られているようで疲れてきました。
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衣類については、気に入っていてもくたびれているもの、何年も着ていないものは処分。
高価で捨てるもったいないものは買い取りに出すことにしました。
衣類は消耗品とも思えるので、わりと見切りをつけやすいジャンルなように思えます。
困ったのが、劣化しにくい食器類です。仕分けてみると
あまり使用していないもの 3箱
普段必要なもの 1〜2箱(予想)
あまり使用していない3箱の内容は以下のとおりです。
誰かからの贈り物
思い出のあるもの
気に入って購入したもの(けど、あんまり実際使ってない)
むしろこの3箱は不要なのかも……とも思いましたが、毎日同じ食器では味気なく、ちゃんととっておくことにしました。(夫も「いろいろな食器を使うべきだと思う!」)
「捨てる」という行為には、罪悪感がともないます。
あきらかに使えないものについてはいいですが、「まだ使えるのに、でも不要」というものが圧倒的に多い。
必要な人のもとへうまく橋渡しできればいいのだけど、その「橋渡し」にも手間がかかるんだよなあ……。
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以前見た『365日のシンプルライフ』というフィンランドの映画のことを思い出しました。
部屋にあふれる多くのモノにうんざりした若者が、自分の持ち物を全部リセット。本当に必要なものを探る「実験」生活をするというストーリーです。
健康を守るもの(下着や衣類、ふとん類)、生活する上ですごく便利なもの(カップ、スプーンなど)など、基本的なものまで一つ一つ選び出され、暮らしや生き方を見直していきます。
持ち物は、今まで生きてきた結果と現状の暮らしそのもの。
引っ越しはめんどうだけど、今の自分を客観的に見直し、暮らしをリセットする本当にいい機会だな。