うちのチビは赤ちゃんのころから肌がかぶれやすいほう。
夏は、汗にかぶれてかゆい
冬は、乾燥でかゆい
とにかく年中、かゆがっていたチビ。
チビは血がでるまでかきむしってしまうので、気づいたら私がやさしくかいてあげるようにしていました。夜中にかゆがることが多く、そのため私も万年寝不足に……。
まず最初に診てもらったのは、かかりつけの小児科でした。「すっきり治すのが先決」とステロイド薬をもらいました。だけど、塗ると一時はよくなるけど、またかゆがって、さらに強いステロイド薬へ……。ステロイド薬だって正しく使えばこわくないはずと思うものの、どんどん強いお薬になっていくのが心配でした。
そこで、保育園の入園をきっかけに、知り合いがすすめてくれた皮膚科を受診。そこでは、ステロイド薬はできるだけ少なく、こまめな全身のスキンケアを指導されました。そして毎日行っていたのが以下
朝晩、汗をかいた後の保湿ケア(ビーソフテンローション+ヒルドイドクリーム、夏場はビーソフテンローション+亜鉛化軟こう)
湿疹やかぶれている部分にはザルックス軟膏(ステロイド薬)を塗布
朝晩のザイザルシロップ(抗アレルギー薬)の服用
手間もありましたが、なにより心配だったのが毎日のお薬の服用。1歳になる直前から始めて、気づけば1年経ち、2年経ち……。
こんな小さいころからずーっとお薬を飲んでいて大丈夫?
皮膚科の先生も、その気持ちはわかるとおっしゃってくださり少しずつ減らす方向へ。症状がましになってきた3歳ごろから、朝の服用はやめて夜だけに。さらに週に1回だけ飲まない日を作るなどしました。
だけど、お薬を飲まない日はやっぱりかゆがることが多く、バシッとやめることはできないままでした。
「受診当初よりずいぶん良くなっているし、4歳になるころにはきっと大丈夫でしょう」そんな皮膚科の先生の毎度の言葉に励まされながらも、3歳児検診では小児科の先生から「肌がちょっとね……」と言われてガックリしたり。
と乳児湿疹から始まり、ずっと悩まされていたチビだったのですが……。チビが4歳になる直前、この春からかゆがることがぐっと減り、皮膚科の先生のお見立てどおり、お薬の服用をやめることができました。
毎日の保湿ケアは続けているし、これから始まる汗の季節は油断禁物。だけど、足掛け3年、気長にがんばってきてヨカッタと、ほっと胸をなでおろすこのごろです。
寝不足は、チビのアクロバティックな寝相のせいで続いたままだけど……。
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