「ママ、ボクがおじいちゃんになっても、ずっとずっと一緒にいようね」
チビ(4歳)の甘えたモードな朝のひとこと。ママっこのチビのかわいいひとことだけど……
チビがグズグズしていて、遅刻しそうな朝、「もうママ、先に行くからね!」とつい怒りのひとことを発したり、あまりに怒り心頭に発したとき、わたしは頭を冷やすためにチビとは別の部屋に立ち去ることがあります。
ママはいなくなるかもしれない。
前述の言葉の背景には、わたしが怒ったときに感じるチビの不安があるのかも?
感情的に怒らないようにしたいけれど……
居間でゴミ箱をひっくり返した上に乗ってしょんべん小僧さながらにおしっこしたり、
歯みがきのコップの水をかけられて、出かける直前に服をビチョビチョにぬらされたり。ついぶち切れてしまう瞬間が……!
このごろ知恵がついてきただけに、いたずらの質や、わたしのイライラする原因が今までとは変わってきたような気がします。
さて、先ほどのチビの言葉に、わたしは「ずっと一緒だよ〜。チビがおじいちゃんになっても、ママがおばあちゃんになっても一緒にいようね」と答えたところ、
「ママはおばあちゃんになったらダメ」
む。4歳のチビがおじいちゃんになるのより、ママがおばあちゃんになるほうが近い将来なんですけど?
4歳児の心情はなかなか複雑。
なるべく感情的に怒らないように、
なるべくおばあちゃんにならないように、
とにかくママはがんばるよ。