首のしこりが気になって受診したところ、なんと病気が見つかりました。
さいわい良性の診断で、ほっ。
検査から結果が出るまでの約10日間。
「きっと大丈夫だろう〜」と楽観する気持ちのなかに、まさかの最悪の事態への不安がぽっちり。
もしあと少ししか生きられないことがあったら、とつい考えてしまいました。
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わたしがいなくなって、夫はチビ(4歳)を育てていけるのか
きっと実家に頼ったりしながらなんとか頑張ってくれると思うけど、相当ハードなはず。ごはんも作れないのに大丈夫かしら?
それに、わりと繊細なところがあるから精神面も心配だな。
チビ自身については、
とても悲しむだろうし、何度も寂しい思いをすることと思います。ときにはわたしを恨むこともあるかも……。だけど
チビはきっとたくましく育ってくれるはず
なぜだかそう確信できる自分が不思議です。
これって母親の性なのかしら。
それでも
もしチビのランドセルを背負う姿を見られないことになったら
このたったひとつの思いで、ふいに泣けてきたのでした。
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今回はさいわい取り越し苦労だったけれど、人は、時間の流れとともに、死に向かっていることは確かです。
たった今も、人生という貴重な時間の中を生きていることを意識させられました。
以前、祖母の「長く生きすぎた」という言葉になんだか悲しくなったものでしたが、
そう思えるぐらい生きられることは、やっぱりすごくしあわせなことだなんだなあ。
しっかり健康管理せねば……。