42歳にして、転職することにしました。
今の会社には15年近く。本当にお世話になりました。
現在の仕事のことをイチから教えてもらったし、病気になったときも社長から「仕事は辞めないほうがいい」と言ってもらったことは本当にありがたく、そのおかげで今も仕事ができていて感謝のかぎりです。
メンバーもさほど変わることがなく、かなり馴染みも深いので、辞めるのはとても名残惜しく、寂しい気持ちで一杯です。
冷静に考えると、やっぱり次の会社にはうつるのがベター。
それでも慣れ親しんだ仕事やメンバーと別れるのはほんとうに寂しいし不安も。本当に辞めてしまっていいのか少し迷いました。
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次の会社から内定がでた夜、チビ（7歳）に「今の会社を辞めるかもしれない」と話しました。
ふだんからよくチビにも会社の話をしているし、リモートワークのときにはパソコンの画面をちょこっと覗いたりしていたので、わたしの会社のことを少し知っています。チビはわたしの話に、
「おめでとう！」
と言うので、どういう意味かと尋ねたら
「だって、卒業やろ？」
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今の会社には長くお世話になっただけに後ろめたさもあったし、転職への不安で気持ちの整理がつかなかったのが、
チビの言葉にストンと胸のつかえがとれた気分。「卒業」だと考えると前向きになれます。
転職は次のステップ。
新しい挑戦でもあるし、この先もずっと仕事を続けていくために自分なりに出した答えです。
新しい仕事に環境、人間関係。
慣れるまで気を使うだろうし、今の自分が通用するのかもわかりません。
だけどもうひとふんばり！がんばるぞー。
いつだってチビがわたしに勇気をくれるんだよなあ。
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