大きな公園に行った週末。
おみやげ屋さんにあったおもちゃを、チビ(5歳)がおねだりしてきました。
そのおもちゃは昔からあるよくあるもので、小さなころ、わたしもものすごくほしかった記憶があります。
おねだりしたけど買ってもらえなかったのか、ただほしいと言い出せなかったのか、
どちらか忘れてしまったけれど、とにかく手に入れることはかなわなかったのでした。
チビにはもう、少し幼すぎるおもちゃだけど、「ひとつだけ」と約束して買ってあげることに。
チビのよろこんで遊んでいる姿を見ると、こっちまでうれしくなりました。
■
そういえば、夫もよくガチャガチャをチビにしてあげています。
すぐ飽きちゃうし、細々したものが増えるから、わたしは本当は勘弁してほしい。
だけど、たぶん、あれは自分が小さなころ好きでたくさんやりたかったから。
自分のかなわなかった気持ちを満たしたい思いがありそうなので、よしとしています。
(ちなみに、わたしはおねだりされても「ママはガチャガチャしないひとだから」と断っています。この確固たる宣言に、チビもはなから諦めている様子。)
■
誰にでも、子どものときにかなわなかったことがいくつかあるもの。
すっかり忘れていたことも、チビによって、ふと記憶がよみがえることがあります。
そして、つい自分の幼少期と、今のチビを重ね合わせてしまいます。
子育ては追体験って、こういうことだなあ。