このごろのチビ(5歳)はなかなか起きなかったり、くもんをする時になったらグズグズしたり。
最初はユーモアをまじえてやさしく促すものの、どんどん時間がおしていくと、わたしのイライラがむくむく。つい声を荒げてしまいます。
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だけど、厳しく叱りつけると逆効果。チビはよけいにすねてしまいます。
そうして、わたしもイライラが増幅。まさに負のスパイラルに陥ってしまいます。
いつまでもチビがグズグズしていても、イライラをぐっと飲み込んで、やさしく諭したほうがことがスムーズに進みやすいような気がします。
そういうとき、いつもわたしの頭の中によぎるのは、
北風と太陽のお話
北風のように厳しくあたるより、太陽のようにあたたかく包み込んだほうが、チビが進んでほしい方に向かうことがしばしば。
あれは、子育てにもあてはまるお話だったんだなあ、なんて。
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わたしがぐっと怒りを飲み込むとき、
チビは大きな目でわたしの顔を覗き込んで
「はら、たっていない?」
わたしの怒るギリギリのラインがわかっているのか、探っているのか……。
いくら怒っていないと口では言っていても、どうも怒りの種火があるのを感じるようです。
チビにイライラを見破られるなんて、まだまだです。