子どもの心をつかむ「福ブックろ」に敬服!

週末ひまなときには、図書館に行くのがわたしとチビ(7歳)の習慣です。
わたしの住む市では「自粛生活にこそ本が必要!」と図書館の貸出返却だけは、注意を払いながらもわりと長くがんばっていましたが、さすがに緊急事態宣言の発令により、全面的に閉館していたのでした。

週末はすっかり家でまったり過ごすことに慣れましたが、
緊急事態宣言解除につき徐々に元の生活に戻していくべく、図書館のホームページを見てみると……開いていました。やった!

 

 

さっそくチビと行ってみることに。
コロナ感染予防対策に、閲覧やパソコン検索、書架なども使用禁止。もちろん貸出カウンターにはビニールで隔てられており、館内アナウンスでは「できるだけ長居しないようにしてください」
そのなかで目についたのが……本の福袋! その名も

 

福ブックろ

 

紙袋に「小学1~3年用」「小学4~6年用」「中学生用」など、札がつけられていて、中に2~3冊ずつ本が入っていました。もちろん紙袋の口は閉じられ、どんな本が入っているのか見ることはできません。

チビは俄然興味をそそられたようで、大きな袋や小さな袋をひとつずつ手にとり、じっくり選んでいました。
「他にも好きな本を選んだら?」と声をかけ、わたしは自分の本を探しにいきました。てっきりその後自分で本を選んでいるばかりと思っていたら、チビがテテテと駆けてきて、

 

「これ(福ブックろ)って、なんこまで借りられるのかなっ?」

 

「司書さんに聞いてごらん」と答えると、めずらしく「ええ? ママも一緒に~! 恥ずかしい」とか言っていたものの、自分で聞きにいっていました。
そしてさらに福ブックロをさらに2つ抱えてやってきて

 

「ひとつに3冊入っているやろ? 12冊まで借りられから3袋、借りるねん」

 

3冊×3袋なら9冊。まだもうひと袋借りられるのでは?と聞くと、チビはもう一度司書さんのところへ確認へ。
ちょっと心配になり、その様子を見にいってみると

 

司書さん「ひと袋に3冊入っていて、12冊だと何袋になるかな?」
チビ「うーんと……5!」

 

ガクッ。
ともあれ、意気揚々と福ブックろを両手いっぱいに借りて帰りました。

 

 

帰宅後、開けてみると……
「1~3年生」用だけあって、文字がたくさんのチビにはまだ早い本も数冊ありましたが、ほとんどがチビも読めそうなおもしろそうなものばかり!さすが司書さんのおすすめです。

福ブックろは、本を選ぶ時間を短縮しながら、かつ子どもがよろこぶ仕掛け。さらに内容も充実していていいことづくし。
本当によく考えられています。

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