子どもの創作。成長をしみじみ感じた小学2年生の年度末

うちのチビ(8歳)は2年生を修了し、この春3年生になりました。
「小学校に入ったらあっという間よ~」とはよく聞いていたけど、本当です。
こないだ入学したばかりなのに。(いや、こないだ生まれたばかりのようにも……)

3学期が終わったころ、チビは学校からいろいろ持ち帰ってきました。
いつもの体操服や給食着にくわえ、学校においたままだった体育館シューズやお道具箱、置き傘なども。そのなかでメインともいえるのが、1年間の作品でした。

図画工作の時間に作った絵や版画、国語の時間につくった自作の物語や詩もありました。
どれもだいたい初めて見るものばかりです。
1年分なので、最近のものではなく、春や夏などけっこう前に作ったものも……

水彩絵の具で濃淡を塗り分けていたり、細かくカットされたモチーフ。だいたんな色使いでチビワールドが広がる絵など、盛りだくさん。
どれもこれも上手に作っていました。

チビがつくった物語や詩にも驚きました。内容は

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物語の主人公はねずみの兄弟。好奇心旺盛な兄と、こわがりでしっかり者の弟。
ふたりが迷い込んだ建物が、実は別の世界につながっていてそこにはトラが……
だけど妖精のアドバイスによって、元の世界に戻ることができました。戻ったところにはどんぐりが落ちていて、家に帰ってどんぐりシチューを食べました。

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かいつまむとこんな感じ。どのように思いついたのかチビにたずねると、いわく「いろいろなものを少しずつ参考にした」らしい。
タイトル内の「大ぼうけん」は『かいけつゾロリ』かららしい。元の世界にもどるための鍵になった銀の石については、「お話にでてきそうやろ?」

詩の題材は「先生」「東京オリンピックのスケボー」「大好きなたいのおすし」
どれも5・7・5風にリズムがよく(というか、チビの好きなラップ調?)
先生についての作品のオチは「笑顔が見られるように、マスクがとれたならいいな」
というものでコロナ禍の時世をあらわした名作では……!と感動しました。
オノマトペがたくさんの鯛のお寿司の作品については、鯛が大好物のチビらしい内容。
スケボーについては、テレビで見ていたものの、そんなに印象に残っていたんだと意外でした。

どれもこれも上出来で、なかなかセンスがあると思うのは親バカかもしれないけれど、チビがすくすく成長しているのは間違いなさそうです。

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