知人から「子犬が生まれて、もらい手を探している」という話がありました。写真や動画を見せてもらうと、その愛くるしさに胸がドキドキ、釘付けになってしまいました。
たまたまその前日も、チビと行ったホームセンターのペットコーナーにいた子犬に目が離せなかったわたし。
なんか妙に犬づいているし、これは運命の出会いかも……!なんてすっかりその気に。
ペットを飼うと、毎日のお世話が大変。それに、なにより先立たれるのがつらいもの。
ただでも毎日慌ただしいのに、ペットのお世話なんてとても無理……そう思っていたはずなのに、犬を飼いたいと思う気持ちが急にむくむく。
番犬になれば防犯にもなるし、チビのいい遊び相手になるはず!
「ポチ〜(仮名)」と呼ぶとしっぽをフリフリやってきて、チビと仲良く庭で駆け回っている……なんて光景を想像するだけで、ほんわかした気持ちになります。
そういえば、わたしが小さい頃、飼っていた柴犬によく遊び相手をしてもらっていました。庭で幼いわたしと犬が遊んでいる間、きっと母はゆっくり家事したり、一息ついたりしていたんだろうなあ、と今は想像できます(いや決して犬にチビの子守をしてもらおうとかいう魂胆ではないのですが……)。
とにかく夫にわたし、チビ。それに一匹の犬が家族にくわわったらもう完ぺき!と思えて仕方なく、気持ちは盛り上がる一方。
そういえば「小さな家に子犬、ぼうや。そして……」なんて昔の流行歌にもありました(「あなた」→夫?それはちょっと持ち上げすぎか)。
そして、おそるおそる夫に「犬、飼わない?」と持ちかけたところ、
「あかん」
と一蹴。「チビのお世話だけでも手一杯なのに」と「金がかかる」とこんこんと説得(説教)されました。
予想通りの反応でしたが、わたしの思い描く、めくるめく犬のいる楽しい生活の話を繰り広げたところ、
「チビがもう少し大きくなって、お世話できるようになったら」また考えようとのこと。
ちなみに……
このごろは雑誌ananの猫LOVE特集があっという間に売り切れ御免になるほど、空前の猫ブーム。わたしも猫を飼ったことがあるし好きですが……やっぱり犬派だな!