チビ(5歳)の通う保育園での保育参加のいち場面。
子どもたちががおしゃべりしてざわざわざわ。
先生はみんなの前に座って、静かになるのをじっと待っていました。
するとひとりの男の子が大きな声で
「みんな、静かにしてー。M先生、みんなが静かにしないと、もうすみれ組の先生辞めちゃうよー。みんな、け・じ・めー」
その言葉を聞いた子どもたちは次々におしゃべりをやめました。
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先生は「保育参加のときにかぎって言わなくても……」という感じで苦笑い。
きっとふだん、M先生が言っている言葉なんだと思います。
M先生は、チビが0歳児、1歳児クラスのときも担任でした。
チビが入園したときは新卒で、まだまだ頼りない感じでしたが、
4年が経った今では、本当にしっかりした頼れる先生のひとりです。
そんなやさしいM先生が、今回の保育参加では、子どもに厳しく声をかけるときがよくありました。
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子どもたちは年中組にもなるとものもよくわかっているし、すごいパワー!
子どもたちが歌を歌うときの、声の大きさ、力強さに圧倒され、思わずうるっときたぐらい。
きっとやさしいだけでは、年中組の先生は務まらないんだろうな。
M先生も子どもと同じようにパワフルに、ときには厳しく、接してくれていることがよくわかり、改めて、先生への感謝の気持ちで胸が一杯になった1日でした。