「ママがいつもおうちにいたらうれしい?」
とばあばがチビ(5歳)に尋ねたところ、
パッと顔を輝かせて「うれしい!」
だけどその後に続けて
「でも、ママがお仕事行きたいなら、ボク、大丈夫」
と答えたそう。チビなりにわたしに気を使っているくれているようです。
◼️
4月から年長組に進級し、ぐっとお兄ちゃんらしくなったチビ。
このごろは卒園式に入園式、進級式とセレモニー続きだったこともあり、チビは出かける前に「身だしなみ!」と言って洗面所へ。
わたしか様子をうかがうと、髪をぬらして鏡を見ながら念入りにブラッシングしています。そして
「見やんといて!」
おしゃれにちょっと目覚めたようです。
中高生になったら、男の子といえど、洗面所を占領されるかも?と想像して、おかしくなりました。
そういえば、ずっと「ママとケッコンする」と言っていたのに、このごろでは
「クラスのSちゃんとケッコンするのもいいな。
ママともしたいけど」
とわたしはおまけになりさがりつつあります。
そんな場面もある一方、夜寝るときは相変わらずわたしにべったり、くっつきながら。そして
「ボクが甘えん坊なのは、うちだけのひみつにしてな」
いや、バレバレだから!と心のなかでつっこみながも、チビの心の成長を感じました。
◼️
実家の母が言うことには、
「10甘えたらいい子と、100甘えないとダメな子もいて、チビは後者」
だとか。チビはとにかくママが大好きだから、チビを躾けられるのもわたしだけだと言います。(どうやらばあばの言うことを、チビはちっとも聞かないらしい)
チビはいたずらでがんこな一方、やさしくてほんとうに健気。
甘えん坊なチビともっと一緒に過ごしたいと思う気持ちと、働く背中を見せることだって良いことだという気持ちに揺れる今日この頃。
ママって、親ってやっぱり責任重大です。
今はママ大好きなチビだけど、何年かしたら口もきいてくれない思春期もやってくることと思います。
そのときにはきっと、今のチビのことを懐かしく思い出すんだろうな。