ママ友というほどの人はいないけど、チビ（5歳）が通う保育園のママたちは、もう長いこと通っているだけにだいたい顔見知り。ちょっと立ち話することもあります。
それほど親しいわけではないけど、ライフスタイルが似ているし、なにより子どもが同じ保育園に通って育っているので、
子育てに対する大まかな感覚？認識？価値観のようなものに共通するところがあるように思います。
こないだ、チビ（5歳）のスイミングスクールの体験に行ったときのこと。
ギャラリーで子どもたちの様子を見ている間、ほかのお母さんやおばあちゃんとおしゃべりしました。
たまたまだろうけど、そのときはみんな幼稚園通いの子ばかりでした。
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「うちは0歳から保育園に通っていて」
とわたしがいうと、一瞬、間があきました。
きっとそれぞれに「うちとは違うな」と思ったんだろうと思われます。
そして、ひとりのおばあちゃんが
「人様に預けるなんて、もったいない」
今どき保育園通いは珍しいことではないし、いやみや非難ではなく、素直な感想の感じで。
わたしも特にいやな気持ちにもならず、「そうなんですよねえ」と答えたのでした。
赤ちゃんや幼児の時期は、ほんの数年。
そのときしかない貴重な瞬間です。
保育園に預けることは、
子どもにとってはいいことの方が多いと思うけど、
親のほうが、子どもの成長の貴重な瞬間を見逃す覚悟がいるんだよなあ。
入園するときはチビのことばかり考えていたけれど、自分にとっては確かにもったいないことをしたようにも思います。
（チビがもうかなり大きくなり手がかからないから、そう思うのかもしれないけれど）
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それでもやっぱり、改めて振り返ってみると……
チビにとっては、保育園に通って、ほかの子どもたちとふれあったり、いろいろな人に囲まれて、愛情と刺激をもらいながら成長できたことは本当に良かったと思います。
チビのプラスになったなら、
わたしのちょっぴり寂しい気持ちなんてなんでもないことに思えます。
親もそれぞれ、子どももそれぞれ。
吉とでるか、凶とでるか、
正解がないからこそ、それぞれの気持ちや考えにしたがって進むしかありません。
こうして保育園ママ以外の保護者の方との出会いに、保育園生活について振り返るきっかけをもらったのでした。
チビの世界が広がると、わたしの世界も広がるなあ。