チビ(6歳)の通う散髪屋のおじさんの企画した、ご近所の集まりのBBQ &マジックショーに飛び入り参加することになりました。
当日、参加した子どもは15人!
チビもわたしもそのおじさん以外、全員初対面です。
小学中学年の子が多く、人見知りのないチビも、さすがに初めはわたしのまわりにいました。そのうちに他のお母さんが
「このイチゴ、みんなに配っておいで」
とチビにきっかけを与えてくれ、チビも子どもたちの輪に混じって楽しそうに遊び始めました。
そしてマジックはもちろん、子どもたちに大ウケ!
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すっかり夜遅くなり、宴もたけなわになった頃、マジシャンがくれた小道具のレモンをめぐって、子どもたちの間で争奪戦のジャンケンが始まりました。
もう遅いし、家は遠いしで、うちは先においとますることに。チビは争奪戦には参加させず、引っ張って急いで帰ることにしました。
そして、帰り道の車中。
気づけば、なんとチビは2個あったレモンのうち1個を持っているではないですか。
どうして持っているのか問いただすと、チビはボソッと
「ボクが一番ほしかったから…」
「もう1個あったし…」
わたしが勝手に持って帰ることはドロボウで、してはいけないことだと厳しく叱ると、半べそをかきながら
「じゃあ、今から(返しに)戻る」
もう夜遅く。その日は結局引き返す余力もなく、とりあえずそのまま家に帰ったのでした。
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チビが眠ったあと、レモンのことを夫に報告すると
「ぜったい返さないといけないし、自分で謝らせないといけない」
きちんと自分で落とし前をつけさせないと、チビにとって良くないというわけです。
夫のいうことはごもっともです。
翌日、チビを連れて、件の散髪屋さんに謝り、返しに行くことに決めたのでした。
続きはこちら「子どもと一緒に謝りに。しつけの話」