「ランドセル買った?」
まわりのママから、そんな声がちらほら聞こえてきたとき、まだなーんにもしていなかったわが家。
なんでもメーカーによっては、5月で閉めきられる場合もあるとか……!?
まずはネットで下調べ。だけどザザッと見るかぎり、どこのメーカーもだいたい同じ感じ。
素材については以下の3つ。
人工皮革(クラリーノ、またはその他) 特徴:軽い
牛革 特徴;高級感があるけど、ちょっと重い
コードバン(馬の革) 特徴:牛革よりもつるっとしていて高級感がある、重い
デザインはそれぞれに違うけど、A4フラットが入るなどの基本的な性能もさほど大差はないように思えました。
高額だし、長い間使うし、小学校生活の象徴ともいえるランドセル。
やっぱり実物を見て、チビに背負わせてみないとわからない!
とはいえ各ショールームを巡るのはめんどうなので、一気に複数のメーカーを見られる合同展示会に申し込みました。
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合同展示会は大きなホールで、10社ほどがそれぞれにランドセルを展示。
身動きできないくらいの大混雑を予想していたけれど、そうでもなく、わりとスイスイ動けました。
暗くなっても視認性の良いものとか、
好きなピンボタンを選べるとか、
各社独自の売りを猛アピール&プレゼンテーション。
重たいと言われている牛革やコードバンのランドセルも、
わたしが小学生のころ背負っていたものに比べると、ずいぶんと軽く感じました。(大人になったから?)
特に目星をつけていたわけではなく、雰囲気がよさそうなものをてあたり次第、チビに背負わせてみました。
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ランドセル選びに意外とこだわりをみせたのが夫です。
まず、高級感的に牛革を選択。
色についても、わたしは黒が良いと思っていたけど、
夫は「黒のランドセル、日光を集めて暑いし、なんかいやだった」とか。(そうなんだ……)
男の子の気持ちはわからないので、夫にまかせることに。
そして結局、いろいろと迷いながらも、
手縫いの手づくりランドセル萬勇鞄の
ちょっとお坊ちゃん風なたたずまいのネイビーに牛革のランドセルに決定!
わたしとしては有名どころの、土屋鞄や池田屋、山本鞄などにも後ろ髪引かれる気もしましたが、即席でネットで調べたところ、萬勇鞄の評判も良かったので、そのまま決めてしましました。
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当のチビは「人気No.1」とラベルの貼られた、テカッとした合皮のランドセルを気にっていましたが、夫はあえなく却下。
チビの指差すランドセルをチラッと見ただけで、ずんずん先を行く夫を尻目に、「長く使うのに途中で壊れたり、やぶれたりしたらいやだよね?」とこそっとチビを説得したのでした。(合皮であっても、別に長く使えると思うけど)
まあ、本人もそれほどこだわりがあったわけでなく、途中で飽きてきていたし、最後には早く帰りたいのか「うん、これがいい!」(これでいい?)
いちおう納得していたので良しとしておきます。
ランドセルカバーはチビの第1希望を通してあげようっと。
それにしても
夫の好みが意外とクラシックなデザインだったのが、ちょっと意外だったかな?