毎日の公文のプリント。チビ(6歳)は公文を3歳からやっているものの、やはり毎日するのはいまだに大変です。とはいえ、「やらなければならないこと」と思ってはいるかな?という感じです。
ある日、例のごとく、チビはブーブー言いながらの公文タイム。なだめたり、叱ったりしながら、なんとかやっていると、チビは手をとめて
「ママと父ちゃんのためにやってるんやからね!」
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そりゃそうだよなー、と思います。
「いくらチビ自身のため」と説明しても、チビの身になってみたら、なんのこと? 小学校になってからや将来に役に立つと理屈はわかるような気がしても、実感もないし、したくないものはしたくない。公文をするのは、夫やわたしが「しなさい」と言うから仕方なくです。
だから、チビが嫌々ながらも公文をするのは「ママと父ちゃんのため」というわけです。
自主的に集中して取り組んでくれるのが理想的だけど、そんなことが起こるはずもなく……。確かに親のエゴかもしれません。
そのため、チビからそう言われると、言い返す言葉を思いつかず、私はチビからそう言われるたび、つい
「うん、ありがとう」
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嫌々ながらやってていても伸びないのでは、という思いと、嫌々でもやらせておかないと、という思いの間で、公文を始めたときからずーっと気持ちが揺れています。
今のところ、なんとかがんばってくれているので、いつかチビが「やってて良かった公文式」と思ってくれる日が来るよう、ただただ願うばかりです。