新居の外構ができあがり、仕上げに植栽が行われました。
玄関前には人気のシマトネリコとアオダモ。
庭にはモクレン、ヤマボウシ、レモンの木を植えました。
芝生や垣根は春になってから。
今は葉っぱが少なく、なんだか寂しい印象です。だけど、春にたくさん葉をつけるのを楽しみに、しっかり根付くように水やりしていこうと思います。
▪︎
ある朝、夫が水やりを気にしながら、庭に並んだ3本の木をみて
「3兄弟って感じやなー」
たしかに。仲良く並んでいる様子です。
後から起きてきたチビも、夫と同じく「水やりしないと」。
新しくやってきた木のお世話に、みんな張り切っています。
夫の先の言葉がなんとなく頭に残っていたわたしは、チビに
「この木たちをチビの兄弟だね! 一緒にちゃんとお世話しようね」
するとチビはうんうん頷きながら、わたしに木の役をするようせがみ、
「お兄ちゃんと呼んで」
▪︎
チビは妹がほしかったけど、無理だとわかると今度はペットを欲しがっていました。
ひとりっこなので寂しくないように飼ってあげたい気がするものの、なんせ共働きで昼間は無人のわが家。
飼ってもお世話が行き届かず、可哀想に思え、却下していました。
とはいえ、木が兄弟がわり?
わたしは自分から言い出したものの、よく考えるとなんだか不憫になってしまいました。
せめて動物だったら……。
あんまりよくなかったなあ。