「ふざけて歩いたらあかんよ」
「車の道、気をつけるんやで」
チビ(7歳)の登校日の朝、しつこく言うわたしに、チビはちょっと甘えたモード。
前日の夜、ふと
明日の登校日、チビの通学にもうついていかなくてもいいかもな
4月に入学してから登校するときは毎朝チビが心配でついていっていました。
休校期間も長かったけど、登校日がぼちぼち始まったいま、チビもわたしも少し小学校に慣れてきたように思います。
チビのお友だちから「なんでチビくんのママは一緒に行くの?」と聞かれることもあり、
チビ自身も「ついてこなくていいよ」と言うこともあり、もう大丈夫かな?と思えてきました。
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当日の朝、家の前でチビを見送りました。
チビは、わたしの「今日はついていかないからね」の言葉のせいか、いつもより甘えていましたが、それでも笑顔で「いってきまーす!」意気揚々と出発。
少し行った先で走っている姿が見えて「みんなと一緒に行かないと!」と思うものの、もう声は届きません。
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わたしはチビを見送ったら、そのまま通勤。
電車の中で、ちゃんとチビが学校に着いたか、どんどん心配に。
入学時に「ミマモルメ」というサービスに申し込みました。
チビのランドセルにカード状のチップを仕込み、校門を通過するとアプリでお知らせしてくれるものです。
通勤電車のなかで、ミマモルメの通知をいまかいまかと待つことに。
いつもならもう着くころだけど、今朝は少し出発が遅かったしな、と考えドキドキしているうちに、通知が届いて、ほっ。チビが学校に着いた姿が思い浮かんで、ようやくひと心地つきました。
この朝が、わたしが少しチビの「手を離した」瞬間だったのかも。
これからも、こういうちょっとしたことの積み重ねで、チビはどんどん自立していくんだろうな。うん。