2学期から塾通いを始めたチビ(10歳)。
小学校入学からずっとお世話になっていた学童を夏休みいっぱいで退所することにしました。
わたしの住む市の学童は6年生まで受け入れています。
それでも高学年になると、平日の授業時間が長くなったり習いごとがあったり。それに年下の子が多くつまらなく感じることも多いようで、辞める子どもが多いとか。
だけど、チビの通う学童では6年生同士が仲良しで、わりと高学年もたくさんいます。
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学童の退所について考え始めたのは春先でした。
きっかけは春休みのこと。学童の高学年の子が気分屋でいじわるなことをチビが話してくれました。
チビは小さなときから年上の子たちと遊ぶのが好きで、今までも煙たがられている様子がありました。「近寄らないようにしたら?」と私がいくらアドバイスしても、「だって一緒に遊びたいもん!」とめげることなくあの手この手でなんとか仲間に入れてもらっているようでした。
わりと打たれ強いチビなので弱音をはく姿が心配になり、学童の先生に相談。
先生は高学年の子や保護者の方にもお話しくださり、すぐ関係は良くなり一件落着。よかったよかったと胸をなでおろしたのでした。
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そんなこんなで1学期が開始。始まってみると、チビの習いごとや5~6時間授業の日が増えたことにより、学童に行くのは週にたった1日、2時間程度に。
学童の費用は1万円/月程度です。通所するのが週1日でも6日でも費用は同じ。しかも通所している2時間も、帰宅してもなんの問題もない環境。これって非経済的なのでは?
夏休みが問題だけど、学童で過ごす時間が長時間になると、またトラブルが起こりそうな予感。チビももう大きくなってきたので、夏休みの過ごし方は学童以外の選択肢もあるのでは……。
そうしてチビに退所を提案。慣れ親しんだ学童を辞めるのは寂しそうでしたが、そう楽しいわけでもないようで、あまり学童に行く時間がない現状を思って納得したのでした。
学童の先生にお話しすると、とても残念がってくださいました。
春休みのトラブルは退所に関係ないとお伝えしたものの、やっぱり引っかかるようで「せっかくだから学童を楽しい思い出にしてほしい!」と先生。今年はコロナが落ち着き、夏休みにイベント企画がたくさんあるので、夏休みいっぱいの通所をすすめられたのでした。
夏休みは塾の夏期講習や旅行などで、毎日の通所とはいきませんでしたが、予定のない日は学童へ。行くところがあるのはやっぱりありがったです。
そうして夏休みが終わり、約束どおりに8月一杯で退所する運びとなりました。
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保育園からの流れで、学童に入所したチビ。今でこそ私が在宅ワークになり余裕ができましたが、通勤しているときには学童がないとやっていけない状況。本当にありがたかったです。
終始1〜6年生の縦割りで過ごす学童は、ひとりっ子のチビにとって楽しくも厳しくもある環境だったと思うけど、とにかく良い経験だったと思います。
チビの行く場所がひとつなくなったのは寂しいですが、これも大きくなったからこそ。
また別の場所での新しい出会いもあり、次のフェーズに入った感があります。
ほんと、大きくなったもんだなあ。
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