前回のテッパン編のおくるみに続き、出産祝いに喜ばれるおすすめのもの。
贈る相手が初めての出産だった場合におすすめのもの。それは…
「育育辞典」
毛利子来先生と山田真先生いう、小児科の大ベテランの医師が書いたもの。暮らし版と病気版の2冊組です。
暮らし版は育児書がわりになり、赤ちゃんや幼児との暮らしの中で気をつけたいこと、気になることが盛りだくさん。
内容はわりにおおらかで、たぬき、もとい、たねき先生節がきいてます。
病気版のほうは、子どもの病気についての紹介と解説。まさに子ども版の家庭の医学といった具合。なにもないときに、あまり読み込むと逆に不安になりそう。病気の疑いや心配があるときに、参考にひもとくとよい一冊です。
今はネットですぐになんでも検索できるとはいえ、熟練の小児科医が監修のものを家庭にひとつ用意しておくと、いざというときに安心ではないでしょうか。
わたしはチビと家へ戻ってふたりで過ごす時間が増えたとき、何かあったらどうしよう、と不安になりました。子どもの病気やけがについての知識などを仕入れたり、なにか備えしておかないと……そう思った矢先、先輩ママから頂きとてもうれしかったものです。
「育育辞典」でなくても、子ども用の「家庭の医学」的な書籍は、家庭に一冊おいておきたいもの。
初めてのベビーが生まれてバタバタしているときに、日用品以外はなかなか手がまわらないことも多いと思うので喜ばれることも多いと思います。
これは同じ母親としての経験や気持ちがないと、思いつかない贈り物かも?
ただしふたりめの出産祝いには、すでに同じジャンルの本を持っているかもしれないので要注意(一冊あれば十分なので)。
チビはありがたいことに、今のところ病気をあまりしていません。そのため、必要に迫られて開くことはあまりないですが、忘れたころにときどき手にとって読んでいます。
次回は出産祝いの王道アイテムをご紹介します。