子どもが生まれる前、いわゆるDINKSのときから夫とわたしは別財布。生活に必要な費用は、ざっくりと項目別に分けて分担。貯金もお給料におうじて公平になるように決まった額を課し、それぞれ夫婦の口座に振り込むようにしていました。
結婚したことでわたしの仕事のペースは変わることなくガッツリ。
お互い帰宅が遅く、週の半分くらいは「夕飯は各自でテキトーに」という日々。
いま思うとなんとも色気(?)のない新婚生活でしたが、この期間こそ貯めどき。なんとなく貯金はしていましたが、あまり頓着していなかったように思います。
事情が変わったのは、産休・育休に入ったとき。
わたしに給付されるのはそれまでの給料の半分。(給料日が2ヶ月に1回という感じ。ほんとうにありがたい!)
夫と話し合いの結果、わたしの貯金については免除。夫婦の月々の貯金額は減りましたが、生活費についてはそれまでどおり。
おむつなど、チビの消耗品の出費が増えたものの、基本的に家にこもっていたのであまりお金を使わない毎日でした。
そして仕事に復帰。
時短勤務のため、わたしの給料は3分の1カット。(シビア!)
夫との生活費の割り振りはそのままに、保育料諸々はわたし負担。今までで一番ハードな日々にもかかわらず、忙しさの度合いとおこづかいは反比例。
だけど特に切り詰めてなくても、ヘソクリを切り崩したり、ボーナスで補填したり、ときには夫からおこづかいをもらったりして、やりくりできてきました。
ところが今朝、お金を引き出そうとATMへ行くと……
預金残高¥752-
いろいろな支払い(主に冬のバーゲンで調子づいたのが原因。反省です)が重なったとはいえ、働き始めて十数年。今まで見たことない残高にあ然。
いやはや実家暮らしの独身時代はほんとうに気らくだったなあ、と遠い目になるこのごろです。