うちのチビ(3歳)は4月生まれ。
4月生まれは保育園に入りやすい、と言いますが、春生まれだからといって特に優遇されるわけではありません。
下の学年からの持ち上がりがないため、入りやすい0歳児クラス。4月生まれなら、0歳ながら11ヶ月、1歳に近い大きさで入園のタイミングを迎えられるというわけです。
保育園の0歳クラスの中でも、例えば0歳11ヶ月と0歳6ヶ月では5ヶ月も違います。1日1日めまぐるしく成長する0歳児。5ヶ月の差はとても大きく、できることが全然違います。例えば、寝返りをできるようになった子と、歩けるようになった子。離乳食を始めたばかりの子と、つかみ食べするくらい子ぐらい……?
同じ0歳でも、秋や冬生まれの子は4月の入園のころにまだ6ヶ月未満。その小ささに、保育園に預けるのをためらう親も多いことでしょう。
そういった点では、チビは入りやすい0歳児クラスに一番大きな11ヶ月で入園できたのでラッキーでした。
だけど、最近思うのは……
クラスでいちばん月齢が高いということは、わりと何でもやさしくできることが多く、まわりにお手本になる子が少ないということ。
ちょっと早いかな〜?と思うことを与えるほうが、子どもは伸びやすいように思います。もちろん何にでも個人差があるので一概には言えませんが、上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる子のほうがだいたいにおいて成長が早いもの。
なんでも真似をしたがる幼児にとって、年上の子のほうが刺激になるような……。
同じことでも、4月生まれの「できる」と、同学年の3月生まれの「できる」ではすごさが全然違います(思い返してみれば、なるほど、9月生まれのわたしはなんでもだいたい真ん中ぐらいでした)。
だけどこの先、同じ学年はひとくくり。
自分が「できる」ということの、良い点は自信になること。悪い点は過信してしまうこと。
チビが過信することのないように、シビアな目を忘れずに育てなければ!と思うのは考えすぎ?
あと、保育園に通う期間が一番長いのも4月生まれです。保育園見学のときに、ひとりの先生
に
「4月生まれは、小学校にあがるまでがほんとに長いわよ〜」
と言われたことがありました。
そのときはまだチビは赤ちゃんだったので、「ふーん。そんなのまだまだ先のこと」と思いましたが、確かに早生まれの子とくらべると8〜10ヵ月ほど長く保育園に通うことになります。
ということは、保育園に長く通う=保育料を長く支払う。必要経費とはいえ、やっぱりお財布に痛手……!
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