「ママと一緒でないとイヤ!」
とくもん教室へひとりで行けなかったチビ。
年少組になったのを機会に、ひとりで行くよう言い聞かせるものの、なかなかうまくいきませんでした。
(詳しくはこちら「幼児の習いごと。ママは送り迎えだけで大丈夫?」)
そんなある学習日、いつものように私はチビの隣に。チビは最初は順調にプリントをしていたけれど、案の定だんだんふざけ始めてしまいました。すると……
先生「ママには向こうで待っておいてもらいましょう」
私が移動しようとすると、チビは「ぜったいイヤ!」と私にしがみつきます。
先生「ママとは家でお勉強しているでしょ? くもん教室は先生とお勉強するところです。」
チビ「……」
先生「チビ君はもうお兄ちゃんなのに、ママと一緒じゃないとダメなんて赤ちゃんみたい。あなたは赤ちゃんですか?」
とさらにたたみこまれて、チビはギャーン!
「キライ!大キライ‼︎ もう二度とこんなとこ、来ないからな〜〜‼︎」
くやしいやら、悲しいやらで、大泣きするチビ。
助手の先生方が泣き叫ぶチビをなぐさめる中、メインの先生は「泣かせることも必要!」と厳しい態度を貫かれました。
そして、その日は結局そのまま帰ることになりました。
だけど、このできごとがきっかけで、わたしの言い聞かせにも信憑性(?)がともなった様子。
「ママも言っているし、先生だってあんな風に言ってた。ひとりで行かないとダメなんだな」
チビはそんな風にどこか理解、納得した感じ。そして次の学習日、チビは「ママは送り迎えだけ」と納得して、ふつうに教室へ行きました。
わたしは教室内で待つことはせず、いったん家に帰ることに。お迎えまでの40分ほどの間、ソワソワしっぱなし。慣らし保育のときを思い出しました。
そして迎えに行くと
「チビくんはまるで人が変わったように集中して、あっという間に終わりました!」
と先生。他の先生方からも「チビくん、すごかった!」と褒めていただきました。
わたしは
「やっぱりか〜」とうれしいのと同時にホッと安堵。
もっと早くこうしておけばよかったのか、今のタイミングだからうまくいったのかはわかりませんが、結果よければすべてヨシ!
これからはわたしは送り迎えだけ。教室では完全に先生におまかせしようと思います。
チビがまたひとつ成長。
とてもうれしいものの、寂しく思う気持ちもぽっちり。
子育てって、きっとこの繰り返しなんだろうなあ。