「ボクがコーコーセイになっても、ママに甘えていい？」
車に乗っての帰り道に、チビ（5歳）から急にこんな質問が。
そういえば、テレビで高校野球を見ているとき、選手は中学校の次に通う高校生お兄ちゃんたちだとチビに教えました。その説明に
「え。大人みたい（に見える）」
とチビは目を丸くしていたのでした。
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意外と早く自分が大きくなることに気づいて心配になったのか？
そんなチビの質問に
「もちろんだよ〜。小学生になっても、中学生になっても、高校生になっても、それに大人になったって、ママはチビのママだから甘えていいよ〜。
チビはずーっと、ママととうちゃんの宝物だからね」
と答えたら、チビは一生懸命、こんなことを言ってくれました。
「ママととうちゃんもボクの宝物だからね！
どんなにキラキラの宝物より、ずーっと大事なんだからね」
じーん……（涙）
チビがこんな風に言ってくれるなんて！
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このうれしい気持ちを夫とも分かち合いたく（感動するに違いない！）、チビに夫にもその言葉を伝えてあげてと言ったら、
「これはオンナ（ママ）とオトコ（ボク）の秘密やからダメ」
だって。
日ごろよく、オトコとオトコの秘密の約束を交わしている夫とチビだけど（なんのことやらわたしには？）、
この件については、わたしとの秘密らしい。
チビなりに、オトコの沽券にかかわるのかしら？
ぜったい夫もよろこぶんだけどなあ。
