チビ(6歳)がコナミのスイミングスクールに通い始めて4ヵ月。週に一度、ひと月に4回通うコースです。7月のテストで、ようやく両腕にフーセン(アームヘルパー)をつけるクラスから、腰にヘルパーをつけるクラスに合格しました。
だけど8月は他のイベントが入ったり、とびひになったりで行けずじまいに。
振替制度を駆使して、1度だけ練習回に行けたものの、その次はすぐテスト週。いきなり合格することはないと思うのの、休むのはもったいないので、挑戦させてみることにしました。
■
前回の練習で、生まれて初めてヘルパーやキック板を使ったばかりのチビ。
テストどころか、練習だって1回のみ。どういうことをするのかさえ??
テスト前の練習時間、はらはらしながらギャラリーから見守っていると、チビは上手に水中で鼻から息をはいている様子。コーチの手につかまりながらのバタ足もなかなかいい感じです。
そしていよいよテスト。
上から見ているかぎりでは、3回のポンピングは成功。
そして、腕を伸ばしてバタ足で3メートルになると……
コーチの手をつかむことなく、ひとりで最後までバタ足に成功!
チビがひとりで泳いだ実感をつかんだ瞬間でした。
練習のときにもしていなかったのに、テストでいきなり一人で泳げたことにでびっくり。その日はたまたま夫も見に来ていたので、チビも「とうちゃんにいいところをみせたい」といっそう張り切ったのだと思います。
そしてレッスンが終わり、戻ってきたチビは興奮気味に
「初めてひとりで泳げた!」
やっぱり合格とはいきませんでしたが、また来月。次回の練習に行くのが楽しみそうです。
チビがスイスイ泳げるようになる日も、そう遠くないような気がしてきました。それはすごく楽しみで、カナヅチのわたしにとってあこがれであり、うらやましい気持ちです。
■
ちょっと前までは、チビは水が怖いのか、顔をつけるのをまだちょっと尻込みしていました。
そんなチビが久しぶりのレッスンで大躍進した理由として思い当たるのは
夏休みの水遊びで水に慣れたこと
海水浴では、泳ぐ魚を捕まえたくてたまらなかったチビ。顔をつけずに水の上から狙いをつけても、魚に近づくこともままならず、らちがあかない……。なんとかつかまえようと夢中になるうちに、海中に顔をばちゃばちゃつけていました。
それに市営プールでも! 一緒に行った従兄弟は水がちっともこわくないタイプで、ぷかぷか浮かんだり、頭までザブンと潜ったり。一緒に遊んでいるうちに、いつの間にかチビも同じように、浮かんだり、もぐったりするようになっていました。
こうしてチビのより楽しく、おもしろく遊びたいという貪欲な気持ちが、水への恐怖心に勝ったのだと思います。
やっぱりなんでも、楽しくあることが上達の早道なんだなあ。