次に訪れたのは老舗のH塾。
塾めぐり3つ目で、チビもわたしも慣れた気分でしたが、実際に行くとやっぱり少し緊張しました。
H塾はうちの近所にはなく、バスと電車を乗り継ぎ片道30分近くかかる場所。遠いのでそもそも候補に入れていませんでした。
だけど、学校のお友だちのおすすめだから行ってみたいとチビからの提案。そのお友だちは4年生で初めて同じクラスになりました。なんでも物知りで、チビと話題(主にゲーム話)も合うおもしろい子なんだとか。
H塾はモーレツお受験! レベルが高そう!というイメージです。前回N塾から聞いた中学受験のための通塾頻度や時間を参考にすると距離はかなりのネックです。
とはいえ、せっかくなので見学気分で、一度判定テストを受けに行ってみることにしました。
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テストは広めの教室でチビ1人。(本当はもう1人来る予定だったのが急きょキャンセルになったそう)
その間、スタッフの方から塾の特徴やカリキュラムなどの話をうかがいました。
H塾では各教科に専任講師がいて、チューター的存在とは別だそう。ただ、私たちが訪れた校舎は新規開設されて間もなく、規模感ももこじんまり。比較的一人ひとりに目が行き届きやすそうな感じです。
また、塾によってはクラスのレベルに合わせてテキストが異なることもあるけれど、H塾では全クラス共通。授業で網羅できない解説についてはweb配信で確認でき、がんばり次第でクラスを上がることもできそうな印象でした。
チビが続けている公文に対しては、前回のN塾と違って「計算力がつきますね」と肯定的。ただ算数においては中学課程まで進んでしまうと、中学受験の単元で混乱することがあるとか。なるほど、この説明には納得です。
復習をきっちり行う授業体系であることや、復習テストや実力テストなど、たくさんテストがあるなど、学習方法について丁寧に教えてくださいました。
そのなかで惹かれたのが理科の授業。
理科は、チビがずっと始まるのを楽しみにしていて、今、好きな教科です。
点数をとるためのテクニックにはしり、知ることや学ぶことに対する純粋な楽しさが抜け落ちるのではないかというのが、塾や中学受験に対する私の懸念点のひとつです。
H塾では4年生の理科は楽しく学ぶことを目的としているそう。専任の先生の授業なので内容もおもしろそう! チビがもっと小さなとき、実験教室に行きたがっていたことを思い出しました。
チビにとって、算数、国語は公文の代わりに、理科は受けたい授業になる予感がします。
そして当のチビの反応はというと……
「よかった!」と印象よし。判定テストがわりとできたことや先生の雰囲気が良かったのか。もしかするとわたしの反応もあってのことかもしれませんが、とにかくチビの気に入ったことにうれしく思いました。
公文を辞めることに対して、どこか不安な気持ちがありました。だけど、3つ目にして、初めて公文から切り替えて良いように感じられたのでした。
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