夜、眠るのが怖いチビ(4歳)。
簡易プラネタリウムのタイマーをセットして、天井に映し出される星空を眺めながら眠りに落ちるのが最近の習慣です。
ある夜、天井の星空を見上げながら、チビが急にグスングスンと泣き始めました。
どうしたのかと尋ねてみたら
「パパのひみつの道が、今はもうふさがれちゃってん」
と説明するうちにウエーン!!
なんのことだかわたしには??
話を聞くうちに、どうやら夫とチビのふたりで散歩に行ったときに、夫が子どものころ遊んでいた場所がなくなっていたらしいことがわかりました。
チビが夫と散歩に行ったのは、けっこう前のこと。
そのときは何も言っていなかったのに、とても印象的だったのか、思い出してチビは大泣きするのでした。
「今度はパパとチビとふたりのひみつの道を探してみたら?」「見つけたらママにも教えてよ〜」とかなんとか励ますうちに、チビは気持ちを持ち直して、わたしはほっ。
星空を眺めながら、いろいろなことを思い出したり、考えているらしいチビ。星空がそういう気持ちにさせるのかしら?
4歳にも思いを巡らせるなんて、お星さまってすごいな。