5歳。子どもが「本好き君」になった理由

チビ(5歳)字を読めるようになってから、よくひとりで図鑑を眺めたり、文字の少ない絵本を読むようになりました。

そしてとうとう『かいけつゾロリ』の本をまるまる一冊、ひとりで読破!

読み始めてから、途中お風呂に入り、結局前後30分ずつくらい時間をかけながらも、チビはすべて音読で読み通しました。
かいけつゾロリシリーズは、読み聞かせするのもけっこう大変な長さなので、びっくりです。

チビはくもんでも、算数より国語が得意(男の子にはめずらしいらしい)。
というより、書くのは苦手だけど、読むのがとにかく得意です。得意になった理由は、ただただ

お話を読んでみたい

という好奇心につきるように思えます。

▪️

思い返してみると、
チビが本好きになった発端は、チビを出産して里帰りしてたときのこと。

チビはまだ生まれたてほやほや、目が見えてきたかな?くらいなのに、実家の母から

「読み聞かせを始めなさい」

と、のんたんシリーズなどの絵本を手渡されたことでした。

授乳に苦戦し、昼も夜もなく寝不足でふらふら。初めての赤ちゃんのお世話にテンパっていたわたしは正直、

「一体なにを言っているんだ……?それどころじゃないんですけど(泣)」

と、母の発言に驚き、あきれたものでした。
だけど、少しずつ余裕ができたら絵本を手にとり、なんとなくチビに見せたりしていました。

5歳のチビが楽しそうに本を読む姿を見ると、その甲斐があったのかも?と今になって思います。

▪️

手にとりやすいように絵本棚を設置したり、足繁く図書館に通ったり、毎夜読み聞かせしたり(もはや寝る前の儀式)。

この頃は、小説家・村上春樹さんのお母さんは国語の先生だったらしいことを知り、「読むように言うよりも、母親(わたし)が読書する姿を見せるのはチビにも好効果なはず!」と都合のいい解釈をして、チビそっちのけで本を読んだりもしています。

そんなこんなで、とにかくばあばの思惑どおり、チビは順調に本好きに育っているようです。
早くからわたしに発破をかけて、絵本をチビの身近なものにしてくれたばあばに感謝だなあ。

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