運動会が終わったら、今度はお楽しみのお泊まり保育。年長組のイベントは目白押しです。
チビ(6歳)の通う保育園のお泊まり保育は、宿発施設でのお泊まりではなく、いつも通っている園にみんなで一泊するものです。
夕方まではいつも通りに、プールやお昼寝をして過ごし、夕方からはフォロフレーム作りなど先生が用意してくれたレクリエーションがいろいろ。夕飯はみんなでカレーライスを食べて、お風呂は園のお部屋の中で行水。夜の保育園や、みんなで初めてのお泊まりにドキドキわくわくしていました。
チビは、私や夫なしで、ばあば家のお泊まりに成功していたので泣くことはないと思っていましたが、だけど心配事がひとつ。それは
おねしょ
チビはいまだによく夜中におもらししてしまうので、家では紙パンツをはいて寝ていました。
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お泊まり保育のときもこっそり紙パンツをはいたらいいかな?と思っていたけれど、チビは
「紙パンツ、恥ずかしい」
本人は紙パンツをはくなら、おねしょする方がましだと言います。確かに6歳にもなって紙パンツはないように思います。
どうしようかと夫に相談したところ、
「家では紙パンツで寝て練習していないのに、お泊まり保育のときだけ布パンツだなんてあかん! 先生に迷惑かけるのにモラルの問題」
夫は覚えていないようでしたが、今までに何度か練習したことはあったし、そもそもトイレトレーニング自体保育園にまかせきりだったのに……。なんだかすっきりしない気持ちではあったけど、夫の気持ちもわからないことはありません。
チビの夜中のおもらしは、からだの問題かもしれないとも思ってけど(詳しくはこちら「夜尿症? 6歳、夜のおむつの卒業は」)、
とにかく紙パンツをはずせていないのは、チビではなく私の責任。
それなのにチビに恥ずかしい思いをさせるのはかわいそう……。お泊まり保育の日まであまり時間はなかったけれど、とにかく練習すべく、その日から布パンツで夜を過ごすことにしました。
そして、失敗したり、成功したりを繰り返しながら迎えたお泊まり保育当日。
チビはいたいけにも「父ちゃんが怒るなら紙パンツでもいい」と言っていましたが、成功する日もあるし、やっぱり布パンツでいくことに。
なるべく先生に迷惑をかけないよう、お布団をぬらさないようにとおねしょシートを持参しました。すると先生は
「チビくんだけおねしょシートを敷くとお友だちが不思議がりそうに思います。夜中にトイレに行くよう声をかけるのはどうでしょう?」
どのような様子で寝るのか、お友だちたちのノリなどもわからないので、先生が良いと思う方法でおまかせすることにしました。
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そして翌朝、私が迎えにいくと、チビはニコニコ笑顔でやってきました。
おねしょして恥ずかしかったり気まずい思いをしていないかと心配していたので、チビの様子を見て、ひとまず、ほっ。
先生のお話では、チビはどのレクリエーションも楽しく意欲的に取り組んでいたそうです。そして心配していたおねしょは
就寝時間が過ぎてから先生が声をかけるたびトイレへ(3回も!)。その甲斐あって、おねしょすることなくひと晩過ごせたそうです。
チビも相当気にしていたようです……。
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この機会に、チビはもう紙パンツを卒業することにしました。
おねしょするのはまだ膀胱が小さいこともひとつかと思っていましたが、からだが成長してきた今、気持ちの問題が大きいことがわかりました。
とにかく寝る前の飲食をひかえて、必ずトイレに行く習慣をつけて、おねしょ覚悟で布パンツで寝ることに。(今のところ3夜連続成功中!)
チビがおねしょをすると、夜中に起こされて寝不足になるうえ朝から布団の洗濯という重労働……。
仕事に行っているときのおねしょは本当にきついけど、今年の夏はさいわい休職中。
このチャンスに足掛け7年(!)の長い付き合いだった紙おむつと、きっぱりサヨナラしようと思います。