このごろ、とにかく朝なかなか起きないチビ(6歳)。
ある朝、とうとう大ゲンカになってしまいました。
目覚まし時計が鳴っても、案の定ちっとも起きないチビ。
くすぐったり、フライパンを叩いて大きな音をだしてみたり(古典的!)、氷で冷たい刺激を与えてみたり。
散々いろいろ試みても、全然起きない。
ごはんを食べたら目も覚めるだろうと、ズルズル抱え起こしました。すると不機嫌なチビは怒りながら、
「ママのさわったもん、食べたくないっ!」
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イライラしてきていたわたしは、この発言にブチッ。
「もう食べなくていいっ!もうごはん作るのやめる!」
朝ごはんには気を使っているつもりだし、毎朝早起きして準備しているのに。
「つくったもの」ではなく「さわったもの」というのも腹がたつ。
あまりに腹が立ったので、別室に行ったり、外に出たりしながら気持ちを落ち着けました。
そうこうしているうちに怒りがおさまると、今度はどんどんむなしくなり、ドッと落ち込んできました。
チビはそんなわたしの様子をみて、さすがに反省したよう。そのうちに謝ってきて
「ごはん、食べたい」
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ちゃんと仲直りはできたけど、毎朝のケンカは本当にストレス。なぜだか、ほかのことにはないくらい、おなかの底から怒りやイライラを感じてしまいます。
こんな1日の始まりには、もううんざり。そこでチビに
「ママはもうチビを起こさない。目覚まし時計で、自分で起きるように」
と申し渡しました。
実際のところ、保育園へ送っていかないといけないので、起きない場合には起こすしかないけれど。
でも小学生になり自分で登校するとなると、遅刻するのも自己責任。
今からひとりで起きる練習をさせることにしました。
チビも本人も「わかった。小学生モードやな」と言いながら、わりとやる気になったのでした。
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そして翌日。
前の晩なかなか寝なかったので起きられないだろうと思っていたにもかかわらず、チビは目覚まし時計が鳴る前に、パチっと目を覚まして
「ママ、起きたよー。すごい?」
とか言いながらゴロゴロ二度寝。
そして目覚まし時計が鳴ったところで、本格的にベッドから起きだしてきたのでした。
なーんだ、できるんだ!
わたしがかまいすぎだったのかしら?
やればできるのだから、甘えさせるのはチビにもわたしにもよくないことだったと反省しました。
チビを起こさなくていいだけで、朝の時間が本当に穏やかでスムーズに。
どれだけ続くかは?だけど、お互いの心の平安のためにも習慣づくようしていきたいものです。
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