専門の小児歯科へ行ったところ、虫歯の治療を進めることになったチビ(詳しくは「専門の小児歯科ってこんなに違う!」)。先生の話では、原因は……
母乳による虫歯の典型
なんでも母乳自体は構わないけど、食べ物の糖分と母乳が口の中で混在するのがよくないそう。離乳食が進んできたら、食べ物から摂る糖分が増えるぶん、母乳の量を減らしていく必要があるとか。
歯医者さんは母乳を長くあげるのは良くないと考える、とどこかで聞いたことはありましたが、くわしいことはよく知らなかったわたし。
0歳児から保育園に預けたので、一緒にいる時間にはできるだけスキンシップをと思い、ごはんを食べるようになっても授乳を続け、さらに断乳する2歳まで夜中の授乳も毎日。そのため、歯磨きをしたところで、夜の間にもずっと歯が蝕まれていったと思われます。
がんばって母乳をあげたせいで、チビが虫歯に……!ショックを受けているわたしに先生は、
「母乳を長く飲んでいただけあって、チビくんは口のまわりの筋肉がよく伸びるね!
虫歯は治療すればいいことだし、この筋肉はすばらしい。だから授乳でいいこともあるんだよ。」
と慰めてくださいました。先生のやさしさが身にしみます。
今は母乳を飲んではいないけど、ジュースが同じように歯に悪影響だとか。
みんなから甘いママと言われるわたしですが、チビはもう3歳。ビシッとジュースを制限していこうと思います。
だけど、小さな子どもにジュースを我慢させるのはむずかしい……。歯医者さんによるとジュースのコップに氷を入れてカサ増ししたり、細いグラスに入れて、見た目で満足感を与えるのがおすすめだとか。
小児歯科医が培った長年の知恵のひとつ。
小さなお子さんの虫歯でお悩みの方は、お試しを。