魔の2歳!「ほいくえん、だーいすき」に感涙の理由

チビが保育園に通い出してもうすぐ丸2年。最初の1年はママとバイバイするときは必ず泣いていました。でも先生によるとわたしが去るとコロッと泣き止んでいるとか。その言葉が心強く、おおむね順調に通っていました。

ところが昨年、進級してから2ヶ月ほど経ったころ。
最初は保育園へ向かう車に乗りたくないという素振りに始まり、次は靴をはくのがいや、そして着替えるのもいや。とうとう……

「ぼく、ほいくえん、いかない」

理由を聞いてもこたえてくれることなく(そもそも言葉自体がまだつたない)、なだめたり、しかったり、あの手この手で促すものの「いや」の一点張り。
わたしも仕事があるのでチビの申し出を受け入れるわけにはいかず、ときにはパジャマのまま登園したことも。すれ違うほかのおかあさんはみんな同情の目……。
出勤時間がせまるにつれイライラ。毎朝、泣き叫ぶチビを振り切って会社には遅刻寸前すべり込みという状態に。

連日の「いやいや」につかれてきたある日。いつもニコニコとしている園長先生が「お母さんは大丈夫ですか?」と心配そうに声をかけてくださいました。

このささやかでやさしい言葉に、ふいをつかれてポロッと涙が。
チビのことで必死で、知らず知らずのうちに弱っていた自分に初めて気づきました。

いわゆる「イヤイヤ期」。クラスの場所や先生が変わったり、新しいお友だちが増えたり、環境が変わったのも一因だったと思います。
だだをこねても仕方ないとあきらめたのか、どんな心境の変化かチビの中であったのかわかりませんが、次第に「いや」が少なくなり1ヶ月ほどで再び機嫌よく登園するように。
チビを送り終えた後の通勤電車で、先に家を出る夫へチビの様子をメールで報告。「今朝も大泣き」から「今朝は上手にバイバイできた!」が徐々に増えたのでした。

このしんどかった時期の中で、わたしにとって園長先生のあの言葉がとても印象的。
まわりの人からのあたたかなまなざしや言葉は母親には大切で必要で、子育てはひとりでできないなあと改めて思ったできごとでした。

チビだけでなく母親であるわたしのことも見守ってくださる保育園の存在はほんとうにありがたいです。

そして今朝……!保育園へ向かう車のなかでチビがボソッとひとこと。

「ぼく、ほいくえん、だーいすき」

あの魔の1ヶ月のことが思い出されて、感無量。
今年ももうすぐ進級。チビが新しいクラスを楽しんでくれるのを願うばかりです。

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