週末に、チビ(4歳)とクッキー作りをしました。
チビはとにかく型抜きの作業を楽しみにしていたので、とりあえずシンプルなレシピで。
できあがってから、顔や文字が書けるようにチョコペンを用意しました。
抜き型は近所のスーパーには売っておらず、うちにあるのは丸型のみ。チビはちょっと不満げ……。すると、買い物帰りにばったり会ったお隣さんが、親切に抜き型を貸してくださいました。
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家に着いたら、さっそくクッキー作り。
チビは生地を混ぜたり、伸ばしたり。
途中、少し飽きてウロウロしたりもしたけれど、念願の型抜きもできてご満悦。
オーブンで焼けていく様子も、焼きあがるのが待てない様子でうずうずしながら、うれしそうに眺めていました。
チョコペンでうまく書くのはなかなか難しかったですが、それでも大満足。
自慢のクッキーができあがりました。
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そして片付け終えたら、お隣さんに完成したクッキーを添えて抜き型を返しに行くことに。
そのときちょうど、反対側のお隣さんが通りがかると、チビは
「○○さん(反対側のお隣さん)にもあげる!」
と一目散に駆け出して……。
結局、なんだかんだでチビに押し切られて、近所の人みんなに配るはめになりました。
チビのこのふるまいに
みんなに喜んでもらいたい。それに、ちょっぴり褒めてももらいたい
そんな、おすそわけ精神の真髄(おおげさ?)を見たような思いがしました。
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もともと特におすそわけしようと思っていたわけではないので、気合の入ったレシピでもなく、しかもちょっと固い仕上がりのクッキー。
あとから味見した夫が
「これ、配って大丈夫なやつか?」
とボソッ。
もうさんざん「めっちゃおいしい」とふれまわりながら、配り歩いた後なんですけど……。